SSブログ
└ビーンズ文庫 ブログトップ
前の10件 | 次の10件

『デ・コスタ家の優雅な獣』喜多みどり [└ビーンズ文庫]

デ・コスタ家の優雅な獣 (角川ビーンズ文庫)

デ・コスタ家の優雅な獣 (角川ビーンズ文庫)

  • 作者: 喜多 みどり
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2012/06/30
  • メディア: 文庫

人の目もまともに見れない内気な少女ロザベラ(ロージー)は、突然施設暮らしから裏社会を牛耳る「デ・コスタ家」の一人として迎えられる。しかしそれは、デ・コスタ家三兄弟の誰かと結婚し子を成すためだと言われて…。 シリーズ第1弾。初っ端からヒロインは子を産めと脅されて軟禁状態に遭っていました。 面白かったー!好き! 異能を持つデ・コスタ家の厄介な三兄弟、血の巡りあわせ、裏社会で生きるために突きつけられた逃げられない選択肢。ロージーに降りかかった災難は非情で残酷で、でもその中に優しさも見えてきて…? マフィアと内気で臆病、物事を暗く考えがちな女の子ロージー。正反対な彼らのやり取りは一筋縄ではいかない。

殻に籠っていたロージーが少しずつ、時には否応なく変化していく姿が良かったです。まだピースが散らばったばかりで引っかかる部分も多いし(その割には兄弟関係は明かされてたかな…)、恋愛面は控えめ。でも十分惹かれた。男性陣の人となりや関係、ロージーとの距離感をはかった回のような。糖分もうまい具合に混ぜてきて、もう叫びますよあの繋がりは!!
血の因縁が、この先ロージーをどう導いていくのか気になります。具体的には血云々のことはもうひと山あって欲しい。そうでないと…(自重)。

その血はチョコレートよりも濃くて、ウォッカよりも純粋だ。

タグ:喜多みどり
nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ: 

『花宵の人形師 あるじ様は今日も不機嫌』梨沙 [└ビーンズ文庫]

花宵の人形師  あるじ様は今日も不機嫌 (角川ビーンズ文庫)

花宵の人形師 あるじ様は今日も不機嫌 (角川ビーンズ文庫)

  • 作者: 梨沙
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2012/06/30
  • メディア: 文庫

姉の大切な人形を直してもらうはずが、アンティークドールをことごとく壊してしまい3千万の借金を背負うことに?! 内気な女子高生あかねと謎めいた3人の男性との不思議で不安な同居生活が始まる。 シリーズ第1弾。著作を手に取ったのは『華鬼』以来。姉の彼氏に片想い中の女子高生あかねが、不慮の事故とはいえ多額の借金を背負いクセのある人たちが住む家へ通うはめに…と一見ベタなくだりだと思ったものの、3人の内一人・ルイスの正体や、意味深に登場する「銀髪」のくだりが意外な方向に行くのかも、と期待。

いつも不機嫌な顔をして無愛想なのに、実はただ不器用なだけの人形師。甘ったるい言葉を常に吐きつつも不意に冷たい面を見せる正体不明の青年。表情を出さない寡黙な少年。今回はヒロインが3人との距離感をはかる段階だったけど、恋愛方面ではこの人かなぁと思う場面がちらほらあって、それはそれで楽しかったです。そしてたぶん私はあの人を応援したいかもしれないなぁ。甘いのか冷たいのか、彼女に本気なのかつれないところが。ヒロインじしんにも何か自覚のない秘密がありそうで、それが今後彼女+3人にどう影響を及ぼしていくのか気になるところです。


タグ:梨沙
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ: 

『花神遊戯伝 よろしく遊べ、この異世界』糸森環 [└ビーンズ文庫]

花神遊戯伝よろしく遊べ、この異世界 (角川ビーンズ文庫)

花神遊戯伝 よろしく遊べ、この異世界 (角川ビーンズ文庫)

  • 作者: 糸森 環
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2012/05/31
  • メディア: 文庫

白い雪が舞い降るある日、知香は部活帰りに異形のモノに襲いかかられる。突如現れた矛と美貌の青年の言葉を最後に彼女は異世界に飲み込まれ…。 シリーズ第1弾。糸森さんの新作は神代的世界に突如放りこまれたヒロインが大勢の美男美女と遭遇しつつも幾度も危険な渡り綱を歩む羽目になるジェットコースター展開な話でした。世界は都合よく優しく出来てないよってことと、それでも信じたいことが在るってこと。面白かった!

異形のものに襲われたり、人柱になりかけたり、処刑されようとしたり…。次々と知香に試練が襲ってきます。その度に、つねに彼女の側にいる青年・胡汀の存在感がどんどん大きくなって胸が熱くなる。川で溺れていた知香を助けた胡汀。まるで暴君な主人と、必死で振り回そうとするペットのような胡汀と知香の仲は見ていてとてもにやける。さらに山霊(?)椰真がちょっかいをかけたりして面白いことに。胡汀が知香を「阿呆鳥」と呼ぶのは、ひそかにお気に入りだったりする。何だかんだ、段々知香も自身を鳥とたとえたり、まんざらでもなくなってるところとか…ふふふ。
ヒーロー枠は胡汀さんと魔王様が私の中で拮抗してますが、実は単体だと椰真ちゃん一番好きかも。おどけているのに妙に核心突いてくる抜け目のないところ。彼はまだ何か秘めていそう?

あと、この人の人外の描写は何だか人間くさくて好きだなぁ。碁子(ごこ)とか、どこぞの小鳥を思い出して頬が緩んでしまう。あとは―黒い獣。知香との掛け合いは序盤とかあの場面とか、もう赤面ものでときめきを覚えつつも厄介そうな立ち位置にいるようで。胡汀の苦労は絶えぬ気がする。。そういや今回は人外の方が残酷ではなかった印象。人の心は簡単には分からないものだから。人の業や心の奥底にある醜い感情も露呈させて、時々ぎょっとした。特に美貌の遊女・白雨のことは、突き刺さる。めげることはあるけれど、知香の性格の性格に後半救われたりも。

話はまだ導入部なのかな。「あちら側」のシステムがちゃんと飲み込めていないような気がする。でも、人間と対立している”滸楽(こらく)”には魔王さまと関係が深そうだし、まだ見ぬ”帝”も気にかかる。それに…胡汀との関係も、ラスト部で大きく変わってしまったようで…不安要素は色々とあります。色々。”緋宮”として見られた知香には、まだまだ受難が待っていそう。ひとまずは、胡汀主人に幸あれ…!
鳴海さんの絵はそれはそれは素敵でした。悶絶。胡汀の和装っぽい衣装がすごく良いなぁ。

★アニメイト限定のペーパーはぜひとも!甘いようで切なくなる、何だか疼くような二人の関係。


タグ:糸森環
nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ: 

『手折られた青い百合 歓楽の都』駒崎優 [└ビーンズ文庫]

手折られた青い百合―歓楽の都 (角川ビーンズ文庫)

手折られた青い百合―歓楽の都 (角川ビーンズ文庫)

  • 作者: 駒崎 優
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2003/08
  • メディア: 文庫
国に認可された自治地区レーンは「宝石」と呼ばれる公娼たちが集う”歓楽の都”である。「宝石」の一人であるショウは近頃レーンの新任としてやってきた医師レイに興味を示す。 いわゆる売春組織体がひとつの街をかたどっている、そんな特殊な場所が舞台。徹底して洗練された管理や名称に人権を尊重する雰囲気がうかがえてあまり卑屈な雰囲気は感じない場所でした。表紙や内容から同性愛が出てきますが、うーん、精神的なものみたいで、恋愛感情というより人間愛を押しているような気も。ただ、続きがあるようなので二人の関係がどう転がるのか分かりませんが。感情の機微を丁寧に描かれてて好み。

余談。ホワイトハートから出てると思ったらビーンズ文庫だった。系統で言えば『宮廷神官物語』や『王子はただいま出稼ぎ中』に近いかも。


タグ:駒崎優
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ: 

『王子はただいま出稼ぎ中 主従の願いと旅路の証』岩城広海 [└ビーンズ文庫]

王子はただいま出稼ぎ中  主従の願いと旅路の証 (角川ビーンズ文庫)

王子はただいま出稼ぎ中 主従の願いと旅路の証 (角川ビーンズ文庫)

  • 作者: 岩城 広海
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2012/04/28
  • メディア: 文庫

小国フォーレの王子ユートが従者のイル、友人のタジェスと共に借金返済目指して頑張るシリーズ最終巻。タジェス救出劇から黒幕との対峙まで、駆け抜けましたなー。ユートとタジェスの鉄板いちゃつきぶりはさておき(色々超越してた)、イルの立ち位置どうするのかと思いましたが収まるところに痼はありつつも収まったというか。魔術関連は割とあっさりめに収束。一抹の不安を残しつつも前向きに終わりましたね。 キャラの掛け合いが気軽に楽しめて段々好きになったシリーズだっただけに完結は…ちょっと寂しい。もっと細長く続いて欲しかったです(最近多いな…)。 年齢不詳の見かけは少年アークや盗賊カーマイクルの出番とか、フォーレ国の姉きょうだいとか。。短編「花祭りの夜に」を読むと、もっとこういう和気あいあい(?)とした掛け合い見たかったと名残惜しい気持ちになりました。次回作、もちろん楽しみにしてます!

…はー、しかし。ユートとタジェスの友人関係はツボだった。



タグ:岩城広海
nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ: 

『王立エトワール近衛隊 氷の薔薇に敬礼を』栗原ちひろ [└ビーンズ文庫]

王立エトワール近衛隊  氷の薔薇に敬礼を (角川ビーンズ文庫)

王立エトワール近衛隊 氷の薔薇に敬礼を (角川ビーンズ文庫)

  • 作者: 栗原 ちひろ
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2012/02/29
  • メディア: 文庫

正義漢強く実力高い(ただし女子と見紛う華奢な)少年アルの配属先はお飾りと揶揄されるエトワール近衛隊で?!ということで、栗原さんの新作、海軍ものの次は陸軍ものでした。そして男の花園。正直に言います、どこのホスト部かっ!と一瞬思ってしまった。見目麗しい突出した男性てんこもり、でした。クセのある近衛隊員がちらほら居て彼らのイラストが無かったのが少し残念。あと言うほど隊長はドSではなかった。冷酷な面を見せようとしてる綺麗で優しい人だった。しかし歪みなく冷たいフラムへの対応と、歪みなく犬であろうとするフラムの二人の主従関係には、思わず心くすぐられた。二人が返り血浴びて佇む挿絵が特に素敵!

さて彼とシャリオ隊長の繋がりがアルの7年前の事件に繋がるのかとか、結構気になってたけど今回は活躍しないだろうなーと思ってた子が実はメイン張ってたとか、面白い風にお話が転がって楽しかった。でも何だかなぁ、あらすじ紹介親切すぎやしないかなと思ったのでした。私でも気づいたよ。 地に足の着いた話かと思えば最後辺りで魔術的なファンタジック要素も匂わせているのでファンタジー寄りなのかな…? 続くなら絶対読む。



タグ:栗原ちひろ
nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ: 

『王子はただいま出稼ぎ中 剣の誓いと堕ちた若君』岩城広海 [└ビーンズ文庫]

王子はただいま出稼ぎ中  剣の誓いと堕ちた若君 (角川ビーンズ文庫)

王子はただいま出稼ぎ中 剣の誓いと堕ちた若君 (角川ビーンズ文庫)

  • 作者: 岩城 広海
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2012/03/31
  • メディア: 文庫

シリーズ第7弾。連続刊行のクライマックス直前巻。王太子への謀反として捕らわれたタジェスをユートたちが救いに乗り出すが、それは大元の黒幕にも通じていて…の今回。1巻から出てきた黒幕もついに登場し、風呂敷が畳まれていく気配に既に寂しい気持ちが。本シリーズ中盤辺りからすごく好きになっていっただけに、もう終わるの?!と思わずにはいられない。 ひとまず前回とは打って変わってタジェスがヒロイン化しました。最初の最後までユートたちと再会は叶わず(しかも終盤はのっぴきならぬ状況に巻き込まれてしまってるが)…なのに!何だろう、この「居なくなってやっと気づいた、大切さ」みたいな、二人の掛け合いがないのに、一緒にいる時以上に互いへの思いがひしひし感じられてこっちが赤面しそうになる勢いでした。ユートがそこまで思ってるとはなぁ。まぁ、当人がいる前であんな台詞吐いたら、嬉しさの裏返しで色々とちょっかいされそうだからあえて言わないのは賢明でしょうけど。

脱線しましたが、自国の借金返済のめどが立ちそうになってきた矢先の友人の危機。魔術関連がどう収束するのかも気になるけれど、無事タジェスを救出した(そう信じてる)その後が気になります。



タグ:岩城広海
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ: 

『シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と灰の狼』三川みり [└ビーンズ文庫]

シュガーアップル・フェアリーテイル  銀砂糖師と灰の狼 (角川ビーンズ文庫)

シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と灰の狼 (角川ビーンズ文庫)

  • 作者: 三川 みり
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2012/03/31
  • メディア: 文庫

シリーズ第8弾。前巻で嫌な雰囲気を醸し出していたけど、ここでアンたちと対峙することになったかレジナルド伯爵、でした。今回はとにかく表紙でオーラを出している銀砂糖子爵ヒューと(久々登場!の)キャットの活躍が印象的だったなぁと。(キャット大好きだー。) 因縁の…というか、ケンカ友達?の二人が顔を合わせるのは今回が初めてだったのが驚いた。そうだったっ…け…? いざ対面してみると二人の掛け合いはもう…少年かって感じで面白かった。

と、いうことで癒し成分はそこらで補われて、引き続きアンを巡る恋愛関係の構図に始終モヤモヤしてる次第です。 アンが「シャルのため」に人間と恋をしようとしてはいるけど、それって肝心な所をを履き違えてるよ!とか、自覚してるだけに身を引こうとするシャルの姿勢にもどかしくなったり、反対に自覚した途端グイグイ行ってるキースにニヤニヤ時々イラッとしたり。しかし後書きで何やら含みのある一文を読んでしまったので、次巻のシャルの動向が非常に気になります。

恋愛面はもちろん、人と妖精が対等に立てる場を作ることの難しさや、シャルの兄弟石たちのこと、中々解決できない感じ。どう落ち着くのだろう。銀砂糖師として、一人の少女として、アンはどう答を出すのだろう。

◆絵は毎回見惚れているけれど、今回初登場した妖精の場面は威力大で(心の中で)転がりまわった 。



タグ:三川みり
nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ: 

『シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黄の花冠』三川みり [└ビーンズ文庫]

シュガーアップル・フェアリーテイル  銀砂糖師と黄の花冠 (角川ビーンズ文庫)

シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黄の花冠 (角川ビーンズ文庫)

  • 作者: 三川 みり
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2011/12/28
  • メディア: 文庫

シリーズ第7弾。キースの誘いにより、新しい工房を開こうとした矢先王城から招集を受けるアン。なんと王妃直々の要望により”銀砂糖妖精”から手ほどきを受けることになる。

今回、何百年も人間の王に囚われ続けていた妖精の登場はアンやシャルの心境に良い影響が与えられたと思ってる。彼女の気まぐれさに色々振り回されたりはしたけれど(笑)、人間と妖精のこれからに希望が持てる具体的な可能性を示唆できた存在だった…と思う。ここで王妃様が出てくるとは思わなかったけれど。しかし人間と妖精の隔たりは、中々うまくいかないものなのかなと不安になってくる。

…何でこんなに読むのが遅くなったって、そりゃキース事件ですよ。随分とモヤモヤさせられたー。アンとシャルの安定感のある両片想いが好きなだけに、横槍御免な気分ですが…。彼の参戦により二人の恋路がますます気になっていくのも必然。 そういや、今回はシャルについ突っ込んでしまう場面が。…今さらかい! でもまァ、ここぞという時にミスリル・リッド・ポッドのお節介×2でおあずけを食らって、さらに今度は人間の青年が対抗馬として出てきて…何だか哀れに思えてきた、超絶美形の戦闘妖精でした。 シャルが身を引きそうな構図になっていて、さあどうなる。



タグ:三川みり
nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ: 

『王子はただいま出稼ぎ中 見習い商人とガラスの絆』岩城広海 [└ビーンズ文庫]

王子はただいま出稼ぎ中  見習い商人とガラスの絆 (角川ビーンズ文庫)

王子はただいま出稼ぎ中 見習い商人とガラスの絆 (角川ビーンズ文庫)

  • 作者: 岩城 広海
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2011/11/30
  • メディア: 文庫

幼なじみの商人・ケヴィンを助けるために囚われの身となったユート。タジェスとイルはそれぞれのやり方で彼を救おうとするが…? 借金返済シリーズ第6弾。

どうにも前回から楽しくなってきた本シリーズ。好きだなぁ。人質という名目で攫われてしまったユートと、彼を救いだそうと手を尽くすタジェス&イル。表紙からもうかがえるユートのヒロイン街道まっしぐらとタジェスの腹黒化が楽しい。某お狐SSみたいな天然ピュアブラック節が頭の中でよぎったよう…な…。ユートを攫った有力イケメン商人は、色々おいしいことやってくれたので、むしろ良い人ではないかと途中から思えてきた。

前巻でそこはかとなく触れていたタジェスのお家事情が浮き彫りになった巻、かな。王位継承権としては微妙な位置付けに立っているタジェスにも厄介なモノが付いて回ってそう。段々ユートとタジェスの仲が気安い雰囲気になってきて、楽しい。そしてイルは変わらずボケ担当で面白い。



タグ:岩城広海
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ: 
前の10件 | 次の10件 └ビーンズ文庫 ブログトップ
ブログパーツ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。