『王子はただいま出稼ぎ中 主従の願いと旅路の証』岩城広海 [└ビーンズ文庫]
王子はただいま出稼ぎ中 主従の願いと旅路の証 (角川ビーンズ文庫)
- 作者: 岩城 広海
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2012/04/28
- メディア: 文庫
小国フォーレの王子ユートが従者のイル、友人のタジェスと共に借金返済目指して頑張るシリーズ最終巻。タジェス救出劇から黒幕との対峙まで、駆け抜けましたなー。ユートとタジェスの鉄板いちゃつきぶりはさておき(色々超越してた)、イルの立ち位置どうするのかと思いましたが収まるところに痼はありつつも収まったというか。魔術関連は割とあっさりめに収束。一抹の不安を残しつつも前向きに終わりましたね。 キャラの掛け合いが気軽に楽しめて段々好きになったシリーズだっただけに完結は…ちょっと寂しい。もっと細長く続いて欲しかったです(最近多いな…)。 年齢不詳の見かけは少年アークや盗賊カーマイクルの出番とか、フォーレ国の姉きょうだいとか。。短編「花祭りの夜に」を読むと、もっとこういう和気あいあい(?)とした掛け合い見たかったと名残惜しい気持ちになりました。次回作、もちろん楽しみにしてます!
…はー、しかし。ユートとタジェスの友人関係はツボだった。
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