かつくら2013秋号 [読書]
森見登美彦さん&田中芳樹さん特集。まだ読んでいない久々の長編新作『聖なる怠け者の冒険』についてインタビューで言及されていて、ますます読みたくなってきた。モリミー作品はほぼ読んでいるかなと思っていたけれど、まだいくつか読めていないものも発見したりと読みたい本が一気に増えた。
何より嬉しかったのが、「おこぼれ姫と円卓の騎士」シリーズの石田リンネさんインタビュー! 「おこぼれ姫」の制作背景が楽しかった。最初、主人公少年だったのか!とか。それはそれで面白そう。でも、憧れる女性主人公として据えられたレティの物語はとっても魅力的で(恋愛要素も盛り上がるし)、少年主人公は別の物語として読んでみたいな。
あとレティの相手役としてはデューク派だけれど、個人で見るとクレイグやノーザルツ公に持っていかれてます自分(笑) レティの兄たちも素敵な御仁だし…振り返れば、「おこぼれ姫」本当魅力的な男性陣ばかりだ! あと7人も騎士が登場するのかと思うと…どんな男性なのか楽しみでしょうがない。
読者投稿のエドワード・ターナー氏(『開かせていただき光栄です』より)が美麗でうっとりしてしまった・・・! この方、いつも素敵な男性を描いてくださる。
前回の振返り。『お面屋たまよし』読了。ふたりの兄弟が共に生きる道を探していく物語を描いた『ユリエルとグレン』の石川宏千花さんの新シリーズ。血は繋がっていないけれど兄弟同然に育った少年たちを主軸に、お面を巡って描かれる人の業と情が切なく優しく映り、しっとりした気分で読了。2巻もあるようなので、読む!
以下はチェック本。
コメント 0