SSブログ

『宮廷神官物語 双璧の王子』榎田ユウリ [└ビーンズ文庫]

宮廷神官物語  双璧の王子 (角川ビーンズ文庫)

宮廷神官物語 双璧の王子 (角川ビーンズ文庫)

  • 作者: 榎田 ユウリ
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2010/05/01
  • メディア: 文庫

あの2人の間で王位争いぼっ発!? 韓流宮廷物語、陰謀渦巻く第7弾!!奇跡の力を持つ少年・天青の頼れる守り役・曹鉄が、王位継承権のある第一王子であることが発覚した! 次期国王候補の藍晶王子は曹鉄と話し合いの場を持つが、交渉は決裂。藍晶王子と曹鉄の間で、悩む天青だが……!?

シリーズ第7巻。 ここでか…ここでこんな展開くるのか!と身悶えしました。
で、今まで欠かさず感想書いてきたので振り返ってみました。…ああそう、1巻からもしかしてこんな展開用意していたのかな、と。

回想・・・・・・
1巻(選ばれし瞳の少年)「ひそかに鶏冠・曹鉄の掛け合いを楽しみにするw」
2巻(少年は学舎を翔ける)「(鶏冠と)曹鉄とのじれた会話を楽しみにしようと思いますww」
3巻(渇きの王都は雨を待つ)「(鶏冠と)曹鉄との掛け合いは、今回も素敵でした…」
4巻(ふたりの慧眼児)「曹鉄は鶏冠と仲良くしてれば…と思ってたのでw」
5巻(慧眼は主を試す) 特になし
6巻(王子の証と世継の剣)「今回は鶏冠と曹鉄の組み合わせに悶えたよ……!!」
・・・・・・回想終了。

…私はどれだけ、二人のやり取りが好きなの。。今までほとんどの感想記事に一言は書いていたのか。。 あれ、本命コンビは違うと思っていたのに。 まぁ、それだけ楽しみな掛け合いだったんですよ(強引)! なので今回の落差は堪えました。
人間関係がこれまでで一番フクザツ泥沼化になってて、読んでで辛かったです。駄目なんだ…こういう、誤解が誤解を招いて絆が弱まる展開が。。今まで仲間だと思ってた人の裏切り(に見える行為)に曹鉄まんまと嵌っているし。 櫻嵐姫がいなかったらもっと鬱屈しながら読んでただろうなぁ。 宮中の陰謀は手が混んでます。ふふ。

鶏冠がはたから見ていて一番不憫な役割だったかな。王子には赤烏がいるからそれほど危うく見えなかったし。ラ…じゃなくて強い絆。主従ものは良い。
そして、待っていましたついにあの方の本領発揮!で兎ちゃんが危うい状態。パワーアップした天青、頑張ってほしいな。もちろん、今回はヘタレ要員だった曹鉄も。 にしてもラストはトライアングラーに見えたのは私だけ?


(2010/7読了)☆☆☆☆

拍手ボタン


タグ:榎田ユウリ
nice!(11)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ: 

nice! 11

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
ブログパーツ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。