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有川浩 『レインツリーの国』 [読書]

レインツリーの国 (新潮文庫 あ 62-1)

レインツリーの国 (新潮文庫 あ 62-1)

  • 作者: 有川 浩
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2009/06/27
  • メディア: 文庫

会ったこともないキミに恋をした。メールから始まる二人の物語。恋愛小説の、新しいスタンダード。きっかけは「忘れられない本」。そこから始まったメールの交換。


「図書館戦争」シリーズのスピンオフ作品。

小牧教官と毬江ちゃんみたいなほわほわラブラブーなお話ではなくて、結構重みのある本だったかな。結構読んでてぐっとくる場面もあったりして、有川さんの甘さ全開ってのが少しばかり苦手な私には丁度いい具合の甘さでした。
テーマは”恋愛”なんだそうですがw

そして上二人のように中々噛み合わなくて敏感なところですれ違ってしまう主人公二人がもどかしくてもどかしくて! お互い主張してることが、間違っているわけでもないから余計こじれるこじれる。 私は女性側の主張が、耳のことを除いても感情が傾いてしまいがちだけど、関西弁ばりばりだからか、ダークな感情で浸っているのをおりゃって(わりと強制的に)取り除いてくれるパワーに段々押されてきちゃったよ。

恋愛もの小説は範囲外で、有川作品もその中に若干入っているのだけど。
それでもやっぱり読んでしまったのでしたw


タグ:有川浩
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コメント 2

kaz777

関西弁バリバリな感じがkaz777的にはどうも苦手でした。
女性の関西弁はいいけど男性の関西弁て、文字だけで読む
とチンピラみたいで印象悪いです。
by kaz777 (2009-09-27 19:26) 

ミナモ

>kaz777さん 
女性の中では関西弁好きな人もいるみたいですが、
私もあまり良い感情は持てませんでしたね。やっぱりちょっと怖い^^;
慣れの問題もあるかもしれませんが…。
by ミナモ (2009-09-27 19:51) 

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