結城光流『少年陰陽師 彼方のときを見はるかせ』 [└ビーンズ文庫]
斎かわいい斎!! と叫べるのもこの巻で終わりです。。益荒もっと出番ほしかったな。。
時は平安。心の傷を癒やすため、玉依姫のもとに連れてこられた昌浩。だが、祈りを捧げつづけてきた玉依姫の最期の力が途絶え、気脈の化身である金色の龍がふたたび暴れ出してしまう。昌浩は神の力を取り戻すため、紅蓮といっしょに龍を倒し、地御柱をおおう邪念を断ち切ろうとする。そこで昌浩が目にした本当の敵とは―!?いま、玉依姫をめぐる哀しい真実が明らかになる。玉依編、完結。
前の章もそうだったけど、この<玉依編>も終始重苦しい雰囲気を纏っていたので、1冊読むのが辛くて辛くて。最後は在るべきところに戻ってこれて良かったです、本当に。私やっぱり感情移入しながら読むので(普通か?)、昌浩の「俺だめだー!」な自己嫌悪と、無自覚な自傷行為に圧されていました。[昌浩が堕ちないように配慮した人が立斎なんて。。立斎の株が上昇しました。…故人だけど^^;]
この章のゲストキャラ・斎(いつき)。彼女と玉依姫の関係は、よく考えてみればわかるはずなのに、言われるまで気づかなかったです。うわー。益荒の腕にすっぽり包まれてる姿とか、もっくんに反応して微妙にじゃれてる姿に気を取られすぎたよ…!! ”人間”のキャラで久々にツボった女の子だったのです^^**
比古といい、ゲストキャラはその章限りの出演なので違った形でまた再登場してくれないかなと切に願います。次はもっとコミカルさがあるらしいので、楽しみです(そういや短編集挟まないんだ…少し残念。登場少ない神将たちの出番が割と高めなので)。
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おはようございます!
私もゲストキャラには是非とも登場してもらいたいと思います!
いい味出してるヒト多いですもんねっ。
確かにこの章のお話は暗くて、読んだ後は凹みまくりでした・・・。
本って偉大ですねぇと改めて。
by 白 (2009-06-21 08:48)
>白さん
おはようございますの反対ですこんばんは!
先日最新刊読み終えたんですが、あとがきで、機会があれば登場させたいようなことをおっしゃっていたので、それを切に願いますっ。
ゲストキャラに肩を持ってしまいます。。
そうですよね。
それを次の日まで引きずってしまいますー↓笑
by ミナモ (2009-06-22 00:53)