小川糸『食堂かたつむり』 [読書]
●あらすじ●料理の神様、お願いします――衝撃的な失恋のあと、倫子は故郷に戻り実家の離れで食堂を始める。ある噂とともに店は評判になるが。 失ったもの:恋、家財道具一式、声。残ったもの:ぬか床。 ふるさとに戻り、メニューのない食堂をはじめた倫子。 お客は一日一組だけ。 そこでの出会いが、徐々にすべてを変えていく。
少し、肩透かしを食らった気分でした。期待していたものとは何かが違っていたのかなぁ。濃くてどっしりとした小説が好きなので、このお話はなんというか、都合が良いんじゃないの?と思ってしまったり。うわー。
たぶんきっと話の進み云々よりも、重点はキャラの愛憎とかの感情や、「私」倫子の作る料理がいかに美味しそうで生命力溢れているものかというのが、大切なのかもしれません。だけど私そのキャラたちさえも愛着わかなくて。希薄なものに思えてしまって。相性が合わない小説でした。無念。
★★★☆(淡々と進む感じが熱を感じなかったのかなぁ。最後は少し泣けたけど…)
同感!
私も良さがわからなかった。
ここだけの話ですが(笑)
これ以来、「王様のブランチ」で、
哲ちゃんのおススメが信用できなくなりました。
by 雅子 (2009-05-10 23:13)
そうですかー。
自分は結構好きでした。
母親との確執の話よりも、
逃げた恋人が現れて、、、というような展開のほうが
よかったかなぁと思ったり。
by はっちゃん (2009-05-11 17:21)
>雅子さん
ここだけの、話ですねww^^*
あ、哲ちゃんオススメだったんですか。優香さんオススメの『告白』はすっごい好きなのでまさかと思っていましたが><; ちょっと哲ちゃんのは警戒しちゃいますねww
by ミナモ (2009-05-11 22:52)