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十文字青『薔薇のマリア(2) 壊れそうなきみを胸に抱いて』 [ライトノベル]

薔薇のマリア(2) 壊れそうなきみを胸に抱いて (角川スニーカー文庫)

薔薇のマリア(2) 壊れそうなきみを胸に抱いて (角川スニーカー文庫)

  • 作者: 十文字 青
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2005/02/25
  • メディア: 文庫

●あらすじ●喪神街(オレストロ)で伝説の魔導女王を葬ったマリアは、街で一人の少女ベアトリーチェと出会う。蒼い瞳が印象的な美少女がマリアにもたらしたものとは、儚い微笑み、極悪クランの罠、ほんのちょっぴりの強さ、そして―。エルデンの街がクラン同士の抗争にのみ込まれ、マリアに最悪の危機が迫るとき、再びZOOの仲間が立ち上がる!義のために押し殺す愛、愛するがゆえの非情。誇り高き仲間たちが再び闘いに挑む、待望のシリーズ第2弾。

わかった、実感した。コミック版とは明らかに温度差が違うことに…! シリアス>>>>>コメディなのかな。コミックだとその逆。気持ち切り換えて読むことにします。さて2巻。表紙にアジアン登場…!! だけど本編だとなんだかすごーく辛い状況に追いやられてますよ、彼。そうならざるを得ない理由を作ったマリアも(仕方ないことかもしれないけども)痛くて辛かったです。身がよーじーれーるー。

1巻だとRPG風におっきな敵を頑張って打ち負かそうと奮闘するマリア含むZOOの活躍+葛藤が見れたけど、今回から凶悪なクランと対峙することになったのかな。にしても相手方のクラン頭領の言葉遣いと言いますか…汚い言動オンパレードで最高に最低なキャラだとわかるのだけど、”こちら”の言葉を遣っているからか、妙に現実に戻ってきちゃった感。何だろう、ここは嫌でしたw

<秩序の番犬>と対峙するZOO(とくにユリカ)、そして再開したマリアとアジアンの会話がすきー。
近づけないほど、愛してる、だなんて。この物語(世界観)には似合わないくらい、純粋です。


★★★★


タグ:十文字青
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コメント 2

ub7637

Ver.3を読んだあと、2, 3, 4と読みなおすと、もうね、アジアンの気持ちが痛いくらいに伝わってくるんですよね。

このシリーズは、伏線が膨大ですし、心情の移り変わりが連続してるんですよね。だから、先の展開などを知って、もう一度読みなおしたときには、前はなにげなく読み流したところでも、印象ががらりと変わってきます。再読のたびに新たな発見があって大好きです。
by ub7637 (2009-05-11 03:05) 

ミナモ

>ub7637さん 
Ver.3読みましたよー。確かに、その後読み返すと2~4のアジアンがもうっもう-!!さらにアジアン好きになりましたw

伏線が張りめぐされていて、さらにそれさえもフェイントになっていたりキャラの心情も深く濃く描かれているのであっちこっちで翻弄されてます><;
このシリーズ再読は、結構腰入れなきゃなぁと思いますねw
by ミナモ (2009-05-11 22:55) 

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