結城光流『少年陰陽師 迷いの路をたどりゆけ』 [└ビーンズ文庫]
●あらすじ●時は平安。帝の娘・脩子といっしょに伊勢へむかう晴明と彰子。彼らを追いかけて都を旅立った昌浩は、その途中、益荒たちに出会い、玉依姫のもとに連れていかれてしまう。一方、彰子たちはふたたび虚空衆に襲われ、脩子がさらわれそうになる。それを止めたのは、玉依姫に連れ去られたはずの昌浩だった。だが昌浩は、彰子たちのことをまるで見知らぬ人を見るような目で見ていて…!?玉依編、第4巻。
シリーズ24冊目、玉依編4巻。
シリアス路線まっしぐらです。でもツボ要素もあり。
昌浩が未だ低迷中。抜け出せた…かと思いきや、ラストの行動に唖然。一体彼に何が起こったの!? 最近はただダラーと読んでいるシリーズなんですが、まさかの”彼”再登場に思わずこみ上げてきたり。不意打ちでした。魂が救われたような。身勝手だけれどそう思わずにはいられなかったです。
重苦しい雰囲気の玉依編ですが、謎の少女・斎で癒されてますw 今までクールビューティ系かつ益荒との掛け合いでひそかに身もだえしてたのが、単体でもかなり素敵なキャラだと気づいた…!! 特にもっくんとの絡みは、かわえーえー。期待していた益荒との掛け合いが減ったぶん、こちらで補給^^**
何だかどんどん危うげな方向へ行っているような気がするけれど、次で決着がつくようなのでヒヤヒヤしながら読もうと思いますw
★★★【→(23)刹那の静寂に横たわれ】
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