人形宮廷楽団 1巻 [マンガ]
人形宮廷楽団 1 (1) (花とゆめCOMICS)
作者: 由貴 香織里
出版社/メーカー: 白泉社
発売日: 2009/02/19
メディア: コミック
値段:420円/購入♪
●あらすじ●感染すると意思を無くし、人を襲う「人形」となってしまう奇病「ガラテイア症候群」。「人形」が蔓延り、人々が絶望する世界に、慰問の旅を続ける宮廷楽団があった。女性のような容姿を持つ楽団長・ルチルの歌声と、秘密の歌集「黒の讃美歌書」が滅びの世界に奇跡を起こす――。
由貴さん久々の新作シリーズ。
退廃的な雰囲気と言ったらこの人だよな~^^*
中世なんちゃっておふらんすの世界。
ウィルスに侵され「蠢く人形(ギニョール)」と化した人を救う(刈る)者たち…宮廷楽団。歌い手・ルチル、バイオリン弾き・琥珀、チェロ担当のグィンデルの3人と、ある事件で加わった<エレス>を中心に動く話。変わり果てた姿が妙にリアルでグロホラーちっくです。さすが、と言うべきなのか。。少女系ではなかなか見られませんねw
ギニョールたちに向かって贈る歌がちょっと意表を突いて、おまけに神々しくて好きですー。特にルチルの歌う場面は輝いていて素敵っ。
残念なのは「女のような声」や「萌えボイス」がイメージしにくかったために更にキャラにはまりきれなかったこと。スピネルさんとか、どんなお声なのー!?外見がアレだけに、いろいろと想像してしまう^^;ww
楽団員は皆どんな過去を背負っているのか、少し(いやかなり?)危うい雰囲気漂ってるのでちと気になる。女王・ジェムシリカがどんな方なのか…それは次巻までのおあずけのようですー><;
★★★☆
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