高山しのぶ『あまつき(8)』 [マンガ]
あまつき (8) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
- 作者: 高山 しのぶ
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2008/09/25
- メディア: コミック
●あらすじ●帝天に天網を書き換えられたことによって、今までと違ってしまった「あまつき」。事実を確かめたい鴇時は、四天のひとり、銀朱に会いに行くのだが、
陰陽寮の者に捕らわれ牢へと入れられてしまい――。
あまつき・8巻。
ここまできて更にややこしくなってるのでもう数回最初から読み直さなきゃ現状が把握できないんだけど…梵天と銀朱の過去に大泣きした!!
主人公の鴇時の登場皆無だった過去エピソードの終末が描かれてましたね(でも実はそのエピソードが『あまつき』の中でも一番好きだったり…)(あ、結局1冊まるごと鴇出てきませんでしたね。笑)。ああ、そういう真実があったのか。
梵天と銀朱のそれぞれの立場でのすれ違いっぷりも切なかったけれど、その溝が決定的になってしまった瞬間が涙ダラッダラで。← 人とアヤカシ、その違いって何だろう。素朴な問いを考えてしまったための決裂。二人とも泣き出しそうな表情なのに戦うしか道が残されていないのもわかっていて。
私は梵天に傾いてる人なのでね、この1冊は特に辛かったです。自分を育ててくれた親みたいなアヤカシと、初めて心通じた友とも言える人。そのどちらとも喪った瞬間の彼の絶叫が、描かれていないのに伝わってきて痛くて苦しい。真朱の願いを叶えたけれど、それは溝を更に深めるようなもので。あああ。
こんなエピソードを見せ付けられると、人とアヤカシは分かり合えないのか?とも思ってしまう。。ま、あくまで主人公は鴇時なわけだし彼持ち前のポジティブさで物語を明るく照らしていってほしいな。
……その前に現状把握を(うん…本当に)。
>ICE★DOLLさん
>kaz777さん
>「直chan」さん
niceありがとうございました✿
by ミナモ (2009-02-10 10:19)
「あまつき」は私も買って読んでいるのですが、本当に難しいですよね・・・。新刊が出るたびに、少しさかのぼって読んでます(-_-;)
世界観はなんとかつかめたのですが、サラリとは読めないお話ですね。でも、どうしても読まずにはいられない作品デス。
って、遅れての突っ込み失礼しました;;
by 白 (2009-02-11 10:21)
>白さん
そうなんですよね~^^;
魅力的なキャラで何とか読めるか!?…と思えば、そうでもなくて…。。きっと新刊が出れば、また最初から読み直してから新刊に手をつけると思います(そうじゃないとこんがらがってわからなくなりますのよー)。。
わたしはまだ「あまつき」と「現代」のそれぞれの事情が今ひとつ掴みきれてないので、まだ数回読み返すつもり…です!!
いえいえー!!反応ありがとうございますー❤
そしてniceありがとうございました✿
by ミナモ (2009-02-11 13:24)