+C sword and cornett 1巻 [マンガ]
+C sword and cornett 1 (1) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
かつてこの地にあった闇を払い、人々を解放した英雄王ライツ1世。彼は国を興し、子孫達は代々国王として大陸を治めていた。王子ベルカが、国を支配する大いなる闇に今立ち向かう…!(2008年11月刊)
遊行寺たまさん。ゼロサムの新人さん? 絵がとても好みです。少し、『Pandora Hearts』に似ているかなー。中世的な服装・時代といい、絵の柔らかさが。
宮廷陰謀劇ですよーっ!! その言葉だけでドキドキするって、どうよ、とも思いましたけどw
ありていに言えば、ベタです、王道です。 踊り子から生まれ、蔑まれながら城の中で生きている第3王子の主人公・ベルカ。敬愛する兄―第1王子が亡くなったことで、無縁だった継承権争いに彼も巻き込まれる…のです。ベタだ…。
でもまだ舞台は宮廷、ではなかった・・・。まずは主人公が自分に置かれた状況把握、そして広がった”世界”を見ようとするとこで終了。諸々の事情で知り合った自称、流浪の詩人・エーコとの掛け合いが素敵…❤ベルカ並みに色気がにじみ出ているように見えましたw もちろん裏がありそうな彼なので、これからの動向が気になるトコロ。
あと、ベルカ視点と同時進行で第2王子・オルセリートくんの方も気になる。こっちは、核心に近いところまで迫ってきてる雰囲気。それにしても、童顔ですねぇ…ふ。ベルカと同い年には見えないんですけどw その外見に似合わず無茶をやらかすところは激情が激しそうな。こっちも期待。
それと、”アモンテール”という種族。彼らの概念はヒトとは違うものとしてて意義付けられてますが、これも何だか崩れそうな。オルセリートきゅんの頑張り次第で動き出しそう。
僅か2,3ページしか出てこなかったけれどアモンテールの女の子の再登場求む。男の子が出張ってる1巻でしたし。
ベルカとエーコ、そしてオルセリート。彼らの物語が再び交えたときが本領発揮といったところなのかな。別視点で自分たちの国を、世界を見つめ直すってのは、なかなかに惹かれる。下手すりゃ国どころか世界そのものを揺るがすおはなしっぽいしねぇ。
続きも楽しみですー。
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