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『のぼうの城』 [読書]

のぼうの城

のぼうの城

  • 作者: 和田 竜
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2007/11/28
  • メディア: 単行本

●あらすじ●時は乱世。天下統一を目指す秀吉の軍勢が唯一、落とせない城があった。武州・忍城。周囲を湖で囲まれ、「浮城」と呼ばれていた。城主・成田長親は、領民から「のぼう様」と呼ばれ、泰然としている男。智も仁も勇もないが、しかし、誰も及ばぬ「人気」があった―。


わたし、時代モノ小説はこちらで初めてだったんですけど、拒絶もなくむしろすごく楽しめました。おもしろかったー❤


最近、ファンタジー系を読みふけっていたせいもあるのだけど、戦国時代の武将たちの考え方がやったら堅く思えて。でも芯が強くてカッコイイな…!!て、度々惚れそうになってました^^*

時折史実のことを混ぜて書いてあるのが、「ちょっ!?いい雰囲気だったのに!!」、ちょこっと気分が削がれてしまった部分もあったんだけど、それを抜きにしても十分楽しめた。

こう、一致団結して戦いを臨む姿ってのに燃えた。
のぼう様中心にいつのまにか固まっているのも良いなー❤
(だけどわたしはイマイチのぼう様の魅力がわからなかったのが…残念↓↓)

絶対勝てない相手に闘志を燃やす男たちは素敵ですねv
そうさせるまで若干迷い等はありはしても。
男性陣の他に女性キャラ、特に甲斐姫の気性が激しそうな性格がかっこよくて惚れそう(≧▽≦/// すてきーッ!!


最後は意外にも爽やかな気分で読了。
絶対ドロドローで嫌ぁな終わりだろ、と思っていただけに、嬉しい誤算でした^^///

★★★★


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Betty

直木賞の候補作品に選ばれたりTVでも度々紹介されていましたね♪
表紙が重くて、子供の頃に読んだ暗い絵本を思い出すようなムードを感じます。
気にはなるのですが、イマイチ好きなタイプではないのですよね><;
by Betty (2008-12-01 15:46) 

ミナモ

>Bettyさん 
私も知ったばかりのころは少し敬遠しがちだったんです^^;
いやいや、実際は清清しいくらいの物語でした。
わたしも、面白いけれどタイプじゃないのってあります。くやしいけど面白い!!みたいな。     それとちょっと違う気もしますがw


niceありがとうございました✿
by ミナモ (2008-12-01 23:16) 

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