SSブログ

『陽気なギャングの日常と襲撃』 [読書]

陽気なギャングの日常と襲撃 (ノン・ノベル)

陽気なギャングの日常と襲撃 (ノン・ノベル)

  • 作者: 伊坂 幸太郎
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2006/05
  • メディア: 新書

 

●あらすじ●人間嘘発見器成瀬が遭遇した刃物男騒動、演説の達人響野は「幻の女」を探し、正確無比な“体内時計”の持ち主雪子は謎の招待券の真意を追う。そして天才スリの久遠は殴打される中年男に―史上最強の天才強盗4人組が巻き込まれたバラバラな事件。だが、華麗なる銀行襲撃の裏に突如浮上した「社長令嬢誘拐事件」と奇妙な連鎖を始め…。絶品のプロット、会話、伏線が織りなす軽快サスペンス!伊坂ブームの起爆剤にして、映画化で話題の「陽気なギャング」ここに待望の復活。


みなさん、お久しぶりですっ❤
いやぁ、伊坂作品の中でも『陽気な~』はすごく好きだったので、再び彼らの物語を読めて幸せでしたっ!!
ちなみに12冊目の伊坂さん。


ロマンはあるか。
しょっぱなから前回を思い出すような台詞をw
第1章は4人の小ネタの話。
所々に”銀行強盗”を匂わせている描写にニヤリ。
あー、ホント懐かしい^^*


第1章もふまえて、第2章からは長編スタート。
いつも通りの”お仕事”が、いつの間にか厄介事に巻き込まれて(むしろ飛び込んで?)いきました。
前回から引き続き田中や成瀬の息子も登場。
これから読んでもいいけれど、前回の方から読んだほうがより楽しめる具合になってますねv
交わされる戯言は相変わらずw
シリアス要素は結構ドキドキしました。前回よりももっとタチが悪い人たちに絡まれてるからか。
最後まで一気読み。非日常な彼らの日常、堪能しましたv

ひそかに辞書の引用がツボ。

やく―にん【役人】①役目を持っている人。②役所で公務に従事する人。公務員。「役小角って、―の役職名かと思いました」

最初は大人しめだったのに、

ほう―もん【訪問】①人を訪ねること。おとない問うこと。土産を持参する方が好まれる。「家庭―って、普通、―する側がお菓子を持っていくべきじゃない?」

段々伊坂風に変わってきているところにニヤニヤ。
……この作品、ずっとニヤニヤしっぱなしだ。。


★★★★


→『陽気なギャングが地球を回す』(080324)


タグ:伊坂幸太郎
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(2) 
共通テーマ: 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:

トラックバック 2

トラックバックの受付は締め切りました
ブログパーツ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。