『別冊図書館戦争Ⅱ』

別冊図書館戦争 2 (2)

• 作者: 有川 浩
• 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
• 発売日: 2008/08
• メディア: 単行本

●あらすじ●「そんで、結局あの人たちは？」　アニメ化にもなり、糖度１００％！ 恋愛作品好きには堪らないＬＯＶＥ要素満載の原作もとうとうこれにて幕引きです。 極上のエンターテインメント、有川浩が贈る『図書館戦争』スピンアウトシリーズ第2弾！I巻では、“熱血バカ”笠原郁と“怒れるチビ”堂上篤のその後をメインに描かれたが、II巻では気になる“あの”ペアのその後が熱く語られる！　ファン待望の結末も……!?

Ⅰの激甘さから一転、まさかのシリアスムード一色でした。少し戸惑いはしたけど、甘ばかりではない辛い展開もある図書館戦争シリーズに、結局最後までのめりこんでましたｗ

最初の、緒方さんの話からやられた。くそー。　互いに想い合っているのに、どうしようもない隔たりが決定的になった瞬間はホント辛かった。それでもその時の想いをきっちり受け取めて歩み始めた緒方さんに涙。「君に幸あれ」で涙腺破れました…。
最後あたりに少し希望が持てて良かった。曖昧な感じで終わらせるのもこちらの想像意欲がわくもんです。

あと印象的に残った話は、やっぱりラストの柴崎と手塚。
本編では結局微妙な関係のままグダグダで終わってしまった二人だったので別冊でこの物語を読めて良かったです。…なんだけど、重かったー。。
間に合って良かった。本当に、ただそれだけ思いました。「大事にして」が特に響いた。
堂上夫婦とはまた違う幸せを歩んでほしいです♥


これにて別冊含む『図書館戦争』は完結。
本編も別冊も楽しみました。やっぱり本がメイン（いやラブもか？）の話は好きです。もうあの人たちの物語が読めないのは少し寂しいですが…燃えと悶え要素がぎっしり詰まったこのシリーズを読めて良かった♥


★★★＋（このシリーズでシリアス!?）（だけど新鮮）（特に緒方さん話は好きでした）（おシアワセに）

タグ：有川浩

コメント 1

＞ナツさん
niceありがとうございました✿
by ミナモ (2008-10-11 23:10)