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グラスホッパー [読書]

グラスホッパー (角川文庫 い 59-1)

グラスホッパー (角川文庫 い 59-1)

  • 作者: 伊坂 幸太郎
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2007/06
  • メディア: 文庫
生きてるみたいに生きるんだ。
おお。
伊坂作品でこんなに死人が出るものは初めてだったので、少し気圧されました。
蝉!鯨!!スズメバチ!!!そしてグラスホッパー!!!!!
漫画版『魔王』で出てくる人たちが活躍するたびににやけてしまいました。

妻を、ある組織の会長の息子によって殺された鈴木が復讐を遂げようとした瞬間起こった【事故】によって事件に巻き込まれていくお話です。
主人公は鈴木…というより、【殺し屋】蝉、【自殺屋】鯨の三人かもしれません。
立場も意思もまったく異なる3人が、たった一人の【押し屋】を探していくのが奇妙で面白かったです。

ただ…ちょっと、人がじゃんじゃん死んでいくのに抵抗を覚えてしまいました。
なんか、少し爽快感が足りなかったです。
私は伊坂作品にサバッとした爽快な気分を味わうために読んでいるような気がしますね。。

とはいえ。
最後のオチがどうなるの、どうなっちゃうの!?と最後までハラハラしながら読んでました。
結構楽しんでいる自分がいたり。


1票どうぞー。

タグ:伊坂幸太郎
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