ゴールデン・デイズ ８（完） [マンガ]
- 作者: 高尾 滋
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2008/03/19
- メディア: コミック
大正浪漫最終巻。
今までの巻を一気にひとつの記事にすればいいじゃないかと思ったけど、やっぱりすごく好きな漫画なので一つ一つ感想を残しておきたかった。
シリーズ通して、最高の漫画でした。
すみません、大泣きしました。
涙ぐんだのはＡＲＩＡ最終巻が久しぶりで、それまで漫画はそんなに泣くまでいかなかったのだけど、このシリーズには泣かされました。ぐあーもーうああああ!!
８巻は「別れと出会い」中心に描かれてました。黒幕とか前巻あたりでわかっているし、あとはそこからの展開が見物。
光也が飛ばされた原因の事件は解決し、もう大正時代にいる必要がなくなった今、仁と決別することに。
まぁ、どうやって大正時代まで飛ばされたのか、また現代に戻るのかは論理的ではないし、それこそファンタジーな感じですが、（そもそも想いひとつで時代を超えるという設定からして）現実味ないけれど、
でも、いいじゃんそんなこと。重要なのは男の友情なのだよ!!と主張してみる。
大正飛ばされてからの筋道はきちんとしているし、トリップの方法なんて私は別に気にしないね!!
それから、
仁と光也の別れのシーンからはひたすら泣いてました。
あの場面は賛否両論だとは思うけれど、『ＮＯ．６』のネズミと紫苑みたいな関係もあるので、ＢＬではないと断言!!あれは男の友情なのだ!!もう二度と会えぬ友への別れの印なのだ!!（ＢＬ苦手でもあの場面は泣けた）
そして、
亜伊子の曾孫から”黒のナイト”を受け取ったとことか、もー決壊。
部屋で読んでてよかった。号泣。
こういう、男二人が中心の漫画だとどうしてもＢＬ方面に考えてしまうというかそういう風にしか展開していかない漫画しか知らないので連載当初はひやひやもんでしたが、見事終わらせてくれたなと。
タイトルどおり、輝かしい日々でした。
確かにね、今風の絵柄ではないし、扱いにくい話ではあると思う。
それに花ゆめで連載ということは、結構異色を放っていた作品ではないのかな。
けれど!独特の雰囲気や話の持っていきかた、登場人物の魅せ方がすごく素晴らしいと思いました。
大 大 大好きです高尾先生。
無駄もなく綺麗に紡ぎ、かつ読み応えのある物語でした。大好きー。
幸福が 時を超えて 届く
眩いばかりの日々が
１票どうぞー。
タグ：高尾滋
８巻まで一挙にいきましたね～。おめでとー。
やっとスッキリしたでしょ？（笑）
by みーはー熊 (2008-03-20 21:30)
こんにちは!!!
マイブログへのコメントありがとうございます!!
パソコンを開いて確認するやいなや、駆けつけました(^^)
私の周りに高尾先生の作品を読んでいる人はほとんど居ないので嬉しかったです!!
私は漫画家を目指しているのですが、高尾先生は漫画を描く側からも尊敬しています!
コマ割り、構成がすごい!!!
絵柄(とくに表情!)も言葉選びも大好きで、心臓を｢ギューッ｣と掴まれたような切なさを感じさせる作品ばかりですよね!!
それから私緑川ゆき先生も好きです!
もう、この方も切な過ぎるけども温かい作品を描かれますよね!!
この方の絵柄、言葉、作風すべてをとっても本人の人の良さが伝わってきます(´_ゝ｀)
あやかしと関わる事で人との“ふれあい”や“思いやり”がぐんぐん育っていく、それが読んでいる方も嬉しいですね･･･もっと人に優しくしようとか 思います。
この2人の作品は全部とはいきませんが集めていますが、この｢ゴールデン･デイズ｣｢夏目友人帳｣は２つとも主人公が男なのが良かったですね!
(恋愛も入ってはいるけど)メインにはならないことで、それ以外にも大切な｢愛｣が描けていると思いました。
それにしても｢ゴールデン･デイズ｣はよく少女誌で連載できたな! という意味でも、改めて高尾先生の素晴らしさを実感しました(^^)
･････長文ですみません(^^;)
興奮してしまいました;;
では! 新たなる出会いに感謝!!
by ひでた (2008-03-21 05:31)
追伸!
｢風光る｣も大好きです!!!
by ひでた (2008-03-21 05:35)
>熊ねーさん
niceありがとうございますｖ
はい!!スッキリしました!!
悔いはないです＾＾
今度は「人形芝居」が気になってるこのごろです。笑
by ミナモ (2008-03-22 21:03)
>ひでたさん
こ、こんにちは!!ご訪問感謝ですｖ
熱い想い受け取りました!!＾＾
私の周りもいないんですよー。ジャンプ系ならみんなわかるって言われて…涙
漫画家を目指しているのですね!!
私も一時期本気でそう思っていましたが…今では読む側になってますね、頑張ってくださいｖ
高尾先生はコマ割とかもう様々な点で読者を引き込む魅力がありますよね。本当に、大好きな漫画家さんです!!!!!
もちろん、緑川先生も大好きです!!!
切なさと独特な魅力という点では高尾先生と似通っているところがあると勝手に思っていたり。
私はよく恋愛モノを読んだりしますが、この2人の漫画家と出会ってそれ以外の”愛”や”想い”のカタチがあるのだなと視野が広がるキッカケになりました。
…と語っているくせに、実はゴールデン・デイズと夏目しか持っていないのですが;いやいや愛はありますよ？（苦笑）
高尾先生はさぞかし花ゆめ連載時には異彩を放っていたのではと思っています。私も本誌買ったときはビックリしました、あまりの雰囲気の違いに。
いえいえ、こちらこそ!
こんなに語っていただけて嬉しいですｖｖ
私も興奮して長文…；お、お互い様ですね!!（巻き込む）
それでは、また語れる日があれば!
by ミナモ (2008-03-22 21:12)
はじめまして～♪
私も感動しました。泣けました～（涙）
by くろねこ (2008-05-19 22:47)
>くろねこさん
こんにちは！
おおこちらにも同士が!!嬉しいです♥
投票もすごいことになっていますね、まさかこんなに沢山・・・!!
同著の人形芝居もいい味出してますよね♪
by ミナモ (2008-05-21 18:29)
はじめまして♪sherryです、よろしくお願いしますm(_ _)m
ゴールデン・デイズは偶然、本屋で1巻を手に取り、読んですぐに気に入って8巻まで大人買いしてしまいました。
読み終わって泣きました・・・
せつない・・・
話の内容から、最後にはお別れが来るとは思っていましたがさみしくて・・・
いつも誰かに感情移入して好きになっちゃうのですが、この話は光也と仁が一緒にいるところが好きでした。
もう一度二人に会いたい。番外編とか出してくれないかなぁ～。
高尾滋さん、絵が好きです。
初めて読んだのですが、新しく出てた「いっしょにねようよ」も買いました！
これもおもしろそう。続きが楽しみです。今でも休業中なんでしょうか？
そしてミナモさんオススメの「人形芝居」もぜひ読みたいと思います。
初めてなのに長文ですみません。
読んだ感動を誰かとわかちあいたくて・・・（＾－＾；
また遊びにきますので、よろしくお願いします♪
by sherry (2009-03-06 23:02)
>sherryさん
はじめまして～。
こちらこそ、こんな辺境までお越しいただきありがとうございますｗ
私もsherryさんと同じくち…とりあえず1巻を買って、後はオトナ買いをしてしまった一人です＞＜**
冒頭の設定から、最後には別れるんじゃ!?と薄々覚悟はしていたけれども、やっぱり最終巻には泣かされました…!!しょっぱなから涙目でしたが、後半からは号泣/// 特に、光也がナイトの駒を見た瞬間とか、大泣きですっ。。
本当ですよね～。
まだ光也と仁が一緒にいる時の小話とか、是非とも見てみたいですー!! けど本編は、きっちり締めてくれたし…複雑ですね；
『いっしょにねようよ』は、少女系のロマンスをついつい期待しちゃいますねｗ 私も本誌を買ってないのでわからないんですが、……続刊を長い目で待っております♪
古白が大好きですっー！
高尾作品は一通り読み終えましたが、その中でも『人形芝居』はとても特別な作品です（どの作品も順位つけられないくらい大好きですがっ!!）。ハンカチ用意しておいた方がいいですよ？笑
ぜひぜひ、また来てください～。
私も、久々にゴールデン・デイズ語りをできる方に会えてすごく嬉しかったです!! 負けないくらい長文ですいません＾＾笑
そしてまた語りましょう♪
by ミナモ (2009-03-07 17:17)