テンカウント 1巻 [マンガ]
黒瀬くんと居ると
少しだけ普通の人になったみたいに錯覚する
社長秘書・城谷は、偶然出会ったカウンセラーの黒瀬から自身の潔癖症を治すためのカウンセリングを受けることになる。 10個の項目をひとつずつクリアしていくうちに、城谷は親身に接してくれる黒瀬に惹かれていくが…。
極度の潔癖症を抱える青年・城谷が、他者と関わることで少しずつ自分が駄目と思っていた殻を破っていくステップが良いなぁ。 城谷青年を変えた黒瀬カウンセラーの誘導が上手でね! さりげない気遣いにニヤニヤした! 読んでいる間のこの感覚…なんだろう、少女漫画や少女小説読んでる時と同じだったなー。きゅんきゅんする。 特に城谷が体調を崩してしまった場面がお気に入り。倒れた原因が、あまりにシンプルかつストレートな感情で、それを素直に黒瀬に無意識下に出している城谷さんがもー可愛らしくて。あまずっぱ…い?のか、この感覚。
主人公が潔癖症だから、基本まったく接触がないんですよ。 一方で、主人公の潔癖症を克服する度に主人公と相手が心情的に近づいていくのでたまらんでした。そして、あの引き!先が気になって仕方がない。モノローグに乗せる言葉が余韻を残していて、ああ気になる。
とまぁ、本当久しぶりにBLなるジャンルを読んでみたけれど、(スキンシップが過剰でないものであれば…)今後も楽しみなマンガができました。
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