五條瑛 『愛罪-Uxoricide-』 [読書]
大手製薬会社の会長は複数の愛人に子供を産ませ、すべて引き取っている。しかし本妻が亡くなり、愛人も消息不明に。跡継ぎのひとり長谷川満夫が、美しい占い師に導かれ真実を手繰ると、そこには想像を絶する罪深き愛があった…。
『心洞』のときのような関係にはもう二度と戻れないのか。エナの進む道は、どうも私には理解しがたかった。ヤスフミの件で、彼女は確かに変わらざるを得なかったと思うけど、彼女自信が取った道―行動は、何だろう、頑張れとは思えない。 今回は特にそう感じました。 彼女とすみれの決別は、ある意味予定調和のひとつだったのかもしれない。変わらなくてはならないことは必然でも、あの頃の彼らのやり取り 好きだったから余計苦い気持ちに浸ってしまいました。
すみれはどんどん成長していくなぁ…もう、ただ可愛いとは言えない。あと亮司の登場が少なかった…(寂)
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