SSブログ

有栖川有栖 『朱色の研究』 [読書]

朱色の研究 (角川文庫)

朱色の研究 (角川文庫)

  • 作者: 有栖川 有栖
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2000/08
  • メディア: 文庫

臨床犯罪学者・火村英生が、過去の体験から毒々しいオレンジ色を恐怖する教え子・貴島朱美から突然の依頼を受けたのは、一 面を朱で染めた研究室の夕焼け時だった―。

火村シリーズ長編その4。 夕焼け、朱色、炎、血、あか、あか――。 赤色が印象的な作品でした。
火村が見る悪夢の内容が本作で少し明かされます。アリスの「笑った―― 一度目は」が切ない。
彼は幾度も火村のそうした姿を見てきながらも一度も聞くことができなかったんだよね。。
いつか火村の抱えた過去を読めることができるのでしょうか。 その時私は、耐えられるかな…。

最後の真相へのくだりの部分が納得できない気持ちとやり切れない気持ちの半々。
今まで読んできた本シリーズの長編ものは、恋 が強く絡んでいるなぁ。


タグ:有栖川有栖
nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ: 

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
ブログパーツ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。