アガサ・クリスティ『スタイルズ荘の怪事件』 [読書]
初クリスティです。ついに私もかの女史の名作を手に取ってみましたよっ。
初出がちょうど90年ほど前かな、古典と思って読んでみたのに…とっても読みやすくて意外でした。
台詞回しの端々に上品さがあって、ちょっと優雅で贅沢な読書をした気分。
名探偵ポワロとその友人ヘイスティングの組み合わせににんまり。
頭の回転が速いゆえに?ドタバタ駆け回るポワロに、彼に振り回されがちな鈍感ヘイスティング君。
物語はヘイスティングの視点で追っていくので、一体何がどうなってるんだか、すっかり騙されたというんだか。
変に調和が取れてる関係が良かったです。
他のポワロシリーズも手を出してみたいな。
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