お師匠さまと雛の魔女(香月せりか) [├コバルト文庫]
人と交わることが嫌いな、偏屈魔術師カリヤのもとで修行している少女ルーニィ。けれどまともに使える魔術は、いまだにひとつだけ。そのせいか、最近のカリヤは師弟関係を解消したがっているように思え、ルーニィは不安だった。ところが、窮地に陥っていた隣国の王子ジオラスに、カリヤが協力すると言い出した。人嫌いのお師匠様が、いったいなぜ!?強制的に同行させられるルーニィだったが…。
初読み作家さん。 超!可愛い挿絵とお話にによによしちゃった。
ベタな展開に弱いわたしには、とても相性良かったなぁと。 師弟ラブ&年の差ラブ好きにはおすすめ~。
登場人物は、「ひよっこ魔女なヒロインにクールなお師匠さまヒーロー、お城を落ち延びた王子様や、タイプの違う宝石メンズ、お胸大盛りセクシー姐さん」です(後書き抜粋)。
ステレオタイプってわけでもないけど、どこかのコバルトで見たような展開・・とは思わなくもなかったけど、とても楽しめました。
嫌われてると思っているヒロインが、それでもけなげに頑張って(ちょっと報われてない)ところが好きだなぁ。押し付けがましくなくて。 そして、お師匠さまへの誤解っぷりにも(笑) 影でこっそり優しくする姿ってときめくね…。 あとは大盛りセクシー姐さんのお話も読んでみたいなw
絵師の鳴海ゆきさんは、たぶん「姫神さま」以来に見たかもしれない・・お久しぶり&そして可愛い挿絵に大変悶えさせていただいた! 表紙のきゅるるんっぷりもいいけれど、挿絵がっ挿絵が!!
P63とか、特にp223の構図がとてもドツボに入りましたw
きっちり終わってしまってるから続編望めるか微妙なとこだけど、この人の新作出たら読むよ。
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