岡篠名桜『玻璃(びいどろ)の天秤』 [├コバルト文庫]
お宝は、異国の美少年!?人気作家の和風ラブストーリー、登場!貿易商人の娘で、珍品・お宝に目がなく、自分も海の向こうへ行ってみたいと夢見る芽々。ある日、街で異国人の美少年・シオと出会う。献上品として売られてきた彼は、自分を盗み出して欲しいと言って!?
初読み作家さん―と思ったら別シリーズの1冊だけ読んでたみたい。
まとりあえず新作。
桃山時代の自由都市、堺が舞台の新シリーズ開幕、だそうで。
うーん、私歴史ものは似たようなところのしか読んでないみたいだから、この時代も珍しいなぁふむふむと思いながら読みました。
ちょうど秀吉が天下を治めていた時代―のとある町の商家の娘・芽々と、異国から攫われててきた不思議な青年・シオの物語。
二人の出逢いのシーンや、徐々に近づいたり離れたり、端から見れば…な天然いちゃいちゃ未満なやり取りに悶えつつ、最後はそう落としたのか!
[芽々の出生やお世話になってる永沢家のことやもろもろ考えると二人旅の流れは自然かなぁとは思ったけど、でももうちょっと日本でのアレコレとか見てみたかったなぁ、とも思わなくもなかったり]
ふつーに楽しかった!
…けど、雑誌コバルトに載ってた短編が連載してくれたらなぁとも。
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