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結城光流 『少年陰陽師 祈りの糸をより結べ』 [└ビーンズ文庫]

少年陰陽師 祈りの糸をより結べ (角川ビーンズ文庫 16-33)
- 作者: 結城 光流
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2009/10/01
- メディア: 文庫
外法にかけられた疾風を救え――!!時は平安。愛宕山の天狗の総領息子・疾風にかけられた外法を解くため、颯峰と協力することになった昌浩。そんなとき晴明がいない安倍邸に、天狗の伊吹が空から乗り込んできて、邸の一部が壊されてしまい……!?
シリーズ27冊目(⇒26巻の感想)。颯峰編第2巻。
今回はすっきり一区切りついたかなと思ったのに…またそんな最後か!
ちなみに表紙の朱雀が颯峰かと思ってました。 朱雀変わったなあ…前髪が。
悩める少年昌浩と”子守役”のもっくんのやりとりが、以前よりも少しだけ距離を置いた気まずい空気が所々で感じられてムズムズする。 彰子側にも不穏な話が出てきて、いろいろ厄介ごとが増えてくばかりだなあ。って、これは結構ピンチなんでは。。さすがに今回ばかりは身代わりはきかないだろうし、気になるところ。
なんかもう、最初から昌浩が危うい方向に考えてばっかりで、気づくまでに少ーしばかりイラッとしたり。
あと天狗達のエピソードが入ってきたよ。颯峰のイメージがどうにも比古と若干被っていたんだけど、やっぱり違ってた。 容貌もだけど、結構熱血系が混じっている性格なのかもしれない^^* 彼らの中では伊吹さんがスキだけど、彼大丈夫なの…?
あああとこれだけ…十二神将は赤ばかり目立っていて、青系の人たちが中々出てこない…青龍はじい様好きってのはわかっていたけど…今度は伊勢側の描写が見たいよー。
前の章よりかは≪比較的≫シリアス度は低め。癒しキャラの鴉や小妖怪たちが今回も和ませてくれたからかなw カイの好感度が急上昇中です。
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