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『RDG2 レッドデータガール はじめてのお化粧』荻原規子 [読書]

RDG2  レッドデータガール  はじめてのお化粧 (カドカワ銀のさじシリーズ)

RDG2 レッドデータガール はじめてのお化粧 (カドカワ銀のさじシリーズ)

  • 作者: 荻原 規子
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2009/05/29
  • メディア: 単行本
神霊の存在や自分の力と向き合うため、生まれ育った紀伊山地の玉倉神社を出て、東京の鳳城学園に入学した鈴原泉水子。学園では、山伏修行中の相楽深行と再会するも、二人の間には縮まらない距離があった。弱気になる泉水子だったが、寮で同室の宗田真響と、その弟の真夏と親しくなり、なんとか新生活を送り始める。しかし、泉水子が、クラスメイトの正体を見抜いたことから、事態は急転する。生徒たちはある特殊な理由から学園に集められていたのだった…。

 

シリーズ2巻。(⇒1巻の感想
おおお、面白くなってきた!! 前回はほんとうに序章だったんだなあ。
そして舞台は学園に。学校でのあれこれだよ。(青春ものだ!!>若干違ってた)
とまあ、1巻以上にワクワクドキドキした巻でした。いやだって荻原さんの学園もの大好きなんだもん。
新しく登場した泉水子の同級生、真響・真夏の三つ子きょうだいがいいな^^**
泉水子が大人しいヒロインだから、こうして明るく活発な子たちが周りにいると楽しくなってくる。
深行と変にギクシャクした(恋愛的な意味でなく)関係をほどよくしてるような。
私はそんな微妙な距離感のある二人が大好きなんだけど!笑  今回もじれったかった…。
元々仲が良くない二人の距離が縮まっ…たかなと思ったら急に険悪になったり(わりと一方的)、
最後の仄香先輩の一言は的確だったと思う。ww

キャラ関係も憶測も入れて面白くなってきたし、お話もようやく方向性が掴めてきた…ような。
表題の”RDG”の意味はそういうことか。”RDB”を捩ったものだったんだ。
説明されるまでまったく知らなかった単語でした。。

オビで佐藤多佳子さんの言ってる通り、いにしえの日本要素が現代の日本とうまく融合している。
曖昧に知っている存在の”彼ら”が普通に学園生活送っている時点で非常にツボ。
たいてい単行本は図書館頼みだけどこれに限っては発売してから3週間しか我慢できなかったよ。
まあこうして何度も読み返せるからいんだけど。


タグ:荻原規子
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