金蓮花『剣の末裔 竜の眠る海』 [├コバルト文庫]
- 作者: 金 蓮花
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1997/04
- メディア: 文庫
ジェイが、リューイと別れて旅立ってから三年近く。十六の誕生日を迎えた頃から、リューイは夢でジェイの声を聞くようになった。あまやかな乙女の声。それにかぶさるジェイの「違う！」という叫び。最後に「リューイ」というつぶやき。夢にただならぬものを感じて、ジェイの故郷ロウル大陸・カディア皇国にやってきたリューイは、わずかな手掛かりを頼りに、ジェイの足跡をたどるが…。
シリーズ2巻。前巻の感想はこちら。
前回ラストで一旦は別れたリューイとジェイ。 ３年も経つと内気で少し我侭な王子も変わるもんだなぁと思ったけど…可愛らしさは健在でなによりｗ カッコイイより可愛いって言われるのは屈辱だろうけど仕方ないですよねー。笑
ジェイは何故リューイの元へ帰らなかったのか。振り返ってみればジェイ捜しは＋αでメインは恋愛だったり。＜暁の傭兵＞よ…!!
（異種族間の差別意識が二人のこれからを難しいものにさせているけど、でもそれでも幸せになってほしい）とあきりたりな設定とはいえ、そう思わずにはいられなかったな。ベタには弱い。
あとゾーイの性格がいまいちわからなかった。この人は味方なんだろうけど…冷たいような優しいような。王女に恋してる、けど、彼女からは愛されずに彼女そっくりな弟のお付の人…なんだよね?? 今のところ報われない恋をしているのに（まだ王女の心の描写がない）、応援したい気持ちがないのは何故だろう＾＾* 王女が素敵だからかなｗｗ
3/17.読了(no.269)
タグ：金蓮花
お～懐かしい、竜の眠る海だ～。
リューイとジェイ。それにゾーイ！私 結構好きでしたよ、この人。一見クールだけどね。こういう人がいないと、あのちょいと頼りない王子様 王室でやってけないっしょ？（笑）
by みーはー熊 (2009-09-01 10:53)
>熊ねえさん
読んで感想書くのに半年かかってしまいましたよ…＾＾
そういえばまだこの2巻までしか読み進めてないのでそろそろ続き手をつけたいなぁと思っているところです。
熊ねえさん、特にコバルト系に反応してくださって私テンション上がりっぱなしですｗｗ
ゾーイ、今までの好みからして（どんなだ）きっと、私好みのキャラのはずなんで、たぶんこれから好きになる可能性が！
確かに…リューイだけじゃ、王国騙されっぱなしでやっていけませんよね＾＾*
by ミナモ (2009-09-01 18:12)