SSブログ

森奈津子『耽美なわしら』2巻 [読書]

耽美なわしら〈2〉 (ハヤカワ文庫JA)

耽美なわしら〈2〉 (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者: 森 奈津子
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2009/03/31
  • メディア: 文庫
●あらすじ●愛原ちさとこと千里の書く少女小説を愛しながら、本人が能天気な男であることを許せず、危険な妄想を膨らませていく彩子。いっぽう千里は、ある誤解から志木の恋人であると宣言してしまう。「世界一美しい人」に迫る危機と、さらに巨大化する自らの超兄貴体形に焦る俊彦は、あろうことか当の千里に火傷を負わせてしまう。失意のどん底に叩き落とされた俊彦は千里との別れを決意するのだが…。伝説の恋愛コメディ第2巻。


1巻があまりに面白すぎて、もったいなくて2巻読むのをためらってました。、…やっぱり誘惑には抗えず…結局買って読み始めたら、いつの間にかあと数ページで終了…あっという間でした。。(家まで待ちきれず)電車内で読んでたので頬の筋肉がかなり痛いです。1巻より、更にパワーアップしてました。いきなりツボな台詞が出てくるので吹き出すの大変だったんだよ、東さんっ!!

1巻では、セクシャル・マイノリティである彼ら5人を中心に話が進んでいたのですが、2巻になるといつの間にかダークホースが登場してたりと、更に騒がし…賑やかな感じ。侮りがたし、アシスタント・東。まさか志木先生とあんな対峙をするなんて!! 私も鳥肌立ちそうでした。笑

 けど、あの顔で、あんな台詞を言った志木には敵わないとさとりましたが。「●●は●楽しい」。

そして最終章副題で騙されたっ。いやまさか千里と俊彦がアレなソレになってしまうのかと思っていたのに…この脱力感、なんだ。ああもう、面白すぎる!! そういくの、そう転がるの!ww 期待を裏切らない、彼らのはっちゃけっぷりに拍手を送りたいですw


★★★★☆(続刊、激しく希望!!!!!)



タグ:森奈津子
nice!(1)  コメント(3)  トラックバック(1) 
共通テーマ: 

nice! 1

コメント 3

ミナモ

>kaz777さん 
niceありがとうございました✿
by ミナモ (2009-04-17 00:01) 

sherry

ミナモさん、こんばんわ♪
やっと家でネットできるようになりました。
ルーターじゃなくて、ハブがだめだったらしいです。

そんなわけで、ずいぶん前に読み終わってたのですが
今頃の感想になっちゃいました。

1巻以上に面白かったです!
俊彦ってば、もう~すごい妄想で千里の全てをあそこまで
よく美化できるなぁ~って思う。
けど、あそこまで好きになれる誰かがいるのが羨ましいとか
思いますよ~。

まわりのみんなも健在で、ついニヤニヤして読んでる私が
気持ち悪い・・・笑

3巻、出ないのかなぁ~。もっともっと彼らの話が読みたい
のになぁ~♪
by sherry (2009-07-05 22:55) 

ミナモ

>sherryさん 
こんばんはv そして家ネット復旧できたようで何よりです♪
マイパソコンはいつも熱くなりがちなので危ないです。。

そうでしょーっ!! って叫びたくなりましたw
1巻は腹かかえて笑いましたが、2巻が更に拍車をかけるような内容だとは思わず…嬉しい誤算です^^** みんな、凄かったですよねw
俊彦、よく言えばそうですよね。でもつまりはムッツリ君ですねーw
恋は狂わせるものだなぁとニヤニヤしながら読んだものです^^

いや…これを無表情で読める方がいるのなら是非とも伝授したいです。電車で読めません、これ。
この新版で、1・2と表記が変わってますし、何より作者さまも続ける気まんまんなあとがきでしたし、私は是非とも3巻出ることに賭けます…というか、出してください…(切実)!!
by ミナモ (2009-07-06 22:37) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:

トラックバック 1

トラックバックの受付は締め切りました
ブログパーツ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。