SSブログ

細音啓『黄昏色の詠使い(8) 百億の星にリリスは祈り』 [ライトノベル]

黄昏色の詠使いVIII  百億の星にリリスは祈り (富士見ファンタジア文庫)

黄昏色の詠使いVIII 百億の星にリリスは祈り (富士見ファンタジア文庫)

  • 作者: 細音 啓
  • 出版社/メーカー: 富士見書房
  • 発売日: 2008/12/20
  • メディア: 文庫
  • 値段:651円/購入♪

●あらすじ●『アマリリスの記憶に耳を傾けろ、お前の全てがここにある』アーマの言葉から広がる映像に、クルーエルは言葉を失った。「わたしが…わたしでなくなる…?」新種触媒暴走事件に端を発し、“世界”の真実は明かされていく。二つの意志法則体と、名詠式の成り立ち。そして、そこに必要不可欠な“クルーエル”の存在意義―。全てを知り、クルーエルは決断する。「信じてる。だから、伝えたいことがあるの―ネイトに」彼女の願いは、ネイトに届くのか?名詠式が残酷な“真実”をつきつける、詠う召喚ファンタジー。


シリーズ8冊目。燃えたーっ!!
想いが交錯し、激突する。全体的に説明な部分が多かったのに、どうしてこんなにアツく感じるんだろう。

クルーエルがついに知ってしまった”真実”が辛い><; どうしてこんなに残酷な巡り合わせをっ、とも思ったけれど。更にそれぞれの戦闘のさなか吐き出される想いが鋭くえぐって。大切に想うが故の、引き起こしたこと。
それでも、真実を知ってしまっても「だからどうした!」と奮起する彼らの姿がかっちょよかったです。

キャラで言えば今回は特にね、ネシリスとシャンテのエピソードが素敵でしたー!! こ、こ、このグッくる低糖な雰囲気はなに…(どきどき)!? 反目しているように見えて…? 最後に泣いた。
上二人以外にも、エイダ・レフィスはもちろん主人公sの想いや、それ以上に思い入れがある虹色と夜色の二人の想いも濃くて。出てくる人たち、みんなの想いを大切にしてるなぁと。どの人たちも欠けてはいけないな。

第2楽章も残り1話。
彼らがどんな物語を奏でてくれるのか、非常に楽しみですっ!!


★★★★☆


<黄昏色の詠使い>シリーズ*読了
(1)イヴは夜明けに微笑んで*7月18日 '07
(2)奏でる少女の道行きは*7月19日
(3)アマデウスの詩、謳え敗者の王*7月23日
(4)―
(5)全ての歌を夢見る子どもたち*2月21日 '08
(6)そしてシャオの福音来たり*4月29日
(7)新約の扉、汝ミクヴァの洗礼よ*8月28日
(8)百億の星にリリスは祈り*2月11日 '09

おまけ→ちょっと…!! アーマのあの台詞がそんなことに繋がっていたなんてさ…!! どんだけかっこいいんだよ飛びトカゲ…!! イブマリーに繋がったと知った瞬間涙ボロボロだよ。


タグ:細音啓
nice!(1)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ: 

nice! 1

コメント 1

ミナモ

>kaz777さん 
niceありがとうございました✿
by ミナモ (2009-02-18 09:45) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
ブログパーツ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。