『青年のための読書クラブ 1巻』 [マンガ]
●あらすじ●お嬢様学校、聖マリアナ学園。その「読書クラブ」には、秘密の<クラブ誌>があった。そこには学園史上抹消された数々の珍事件が、脈々と記録され続けていた……。
直木賞作家・桜庭一樹×タカハシマコが描く、史上最強にアヴァンギャルドな“桜の園”の100年間。
コミカライズの1冊目。タカハシマコさんの漫画はこちらがはじめてです。なんとも、原作とピッタシな絵を描いてますねー。一見少女漫画のような繊細で丁寧な絵柄。丁度約1年くらい前に原作を読んでいたので記憶がおぼろげだったのだけど、だいたいのあらすじは覚えていたからここがこんな風に漫画になったのかふむふむ、といった感じ^^*
第1章『烏丸紅子の恋愛事件』、第2章『奇妙な旅人』を収録。やっぱし漫画でも2章の方が好きかな。1章は少し辛くて^^;印象に残るんだけど。1章では、紅子が日々磨かれるごとに少女たちが彼女の姿に酔いしれていく姿が滑稽のような、いや可愛かったw 2章は言わずもがなのきよ子と時雨!!!ものっすごく好きですこの二人。間に流れる空気が心地よい。干渉せずに淡々と過ごす読書クラブ。
残りの話も大体は覚えているけど、タカハシマコさんバージョンの物語も見てみたいので続き買おうかなー。
★★★☆
(シリーズ感想)
→『青年のための読書クラブ 1巻』(読了:09/01/08)
→桜庭一樹『青年のための読書クラブ』(原作)(08/02/23)
タグ:桜庭一樹
>kaz777さん
>「直chan」さん
niceありがとうございました★★
by ミナモ (2009-01-17 13:38)