『マギの魔法使い 国王は求婚中！』 [└ビーンズ文庫]
年末ギリギリまで読んでました。。
このまま最新刊まで突っ走りたい。
このまま最新刊まで突っ走りたい。
- 作者: 瑞山 いつき
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2008/01/01
- メディア: 文庫
●あらすじ●美貌の青年ウォレスらと共に旅を続ける見習い魔女のエメラルドは、並の男よりオトコ前な正義感あふれる現実主義者。だがウォレスはどこかエメラルドには冷たい態度で、二人は気まずい雰囲気に。そんな中、若き国王クリストバルが、ウィザードの特別な加護をうける“宝石”である彼女を手に入れようと部下を差し向けてきたうえ、なんと結婚を迫ってきて―！？「わたしは君を逃がすつもりはないよ」加速する恋と陰謀の争奪戦。
シリーズ2冊目。エメラルド争奪戦に国王陛下が加わった巻。
逆ハーの設定がこんなにどどんと示されているのに、甘ったるさがない雰囲気のまま突っ走った巻だったような。国王登場しても違う意味で各々火花を燃え散らしていたかなー。
ヒロインが色んなキャラにあっちにこっちにふらふらーとかしない、意思の強さというか誇りというか意固地というか。エメリィ、頑張ってと応援したくなる。クリス（国王）の甘言に動揺して見失いかける脆さもあって、気が強いだけじゃないんだなって。うーん魅力的ｗ
甘ーい雰囲気が皆無というわけではなくて微妙に何かが立っている気が…ハルベルトさんに…!!
え、ちょっと待ってウォレスじゃなくて!? こ、これはどーなるのちょっとウォレス嫌味ばっか言ってないでおーいいいい!!!恋愛方面で微妙に<<傭兵王>>が優位になってる気がして気が気じゃなかった。
でもウォレスは違う場面で気になったところが。アルフェッカとの”対極”の意思。何故こんなにもウィザードになることを拒絶するのか未だわからないけど、”過去の記憶に囚われているようには見えないから、彼自身の理由を知りたいな。
王様がでしゃばってくるのかと思ったけどそれほど深くこなかったのが少し拍子抜け。精神的に抉る人でしたがｗ
さてこの後一体どうなるんだろう。気になるー!!
★★★★
（シリーズ感想）
『マギの魔法使い エメラルドは逃亡中！』（読了日：08/12/29）
★『マギの魔法使い 国王は求婚中！』（31）
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