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『海のさいはて、天国の扉 ワケあり海賊と奴隷な幻獣姫の大冒険』 [├コバルト文庫]

海のさいはて、天国の扉―ワケあり海賊と奴隷な幻獣姫の大冒険 (コバルト文庫)

海のさいはて、天国の扉―ワケあり海賊と奴隷な幻獣姫の大冒険 (コバルト文庫)

  • 作者: 相羽 鈴
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2008/11/28
  • メディア: 文庫

●あらすじ●ストリートでたくましく育ったランは、ハードな境遇に負けないホットな少女。弟同然の仲間たちとともに賑やかに暮らしていたが、ある日突然拉致され、奴隷として競売にかけられてしまう。買ったのは水もしたたる美形海賊船長ヴァルトゥス。無理矢理海賊船に乗せて、あれやこれやとこき使う。しかし実はランが海の平和の鍵を握る「呼子の海姫さま」で、「幻獣を探せ」とか言い出して。

 

コバルトの新人さんその2。
海と海賊と奴隷にされた少女のおはなし。


展開はわりとシリアスなのにランの話し方や掛け合いが軽快だからか、そんなに重苦しい雰囲気とは思わなかったかな。
そんで所々きゅんな展開も入れて、徐々に惹かれあっている2人の姿とか好き。ベタな3角関係も、ヴァルとラスレがいい勝負な性格してておもしろかった。


最後のアレな結末、わたしはあんまし好みじゃなかった。
ハッピーエンド好きなら良いかもしれないけど。今までのシリアス面がなぁ…と思えてしまったり。

あと、海賊たちやキャラの言動とか、”甘い”気がしますけど、恋愛面重視なら楽しめました!!
特に一見冷酷クールキャラかと思っていたヴァルが、次第にその仮面が(ランによって)剥がれていくところとか。ラスレがわりと強引なキャラだったとか。たは。


とゆわけで。異世界ファンタジー、堪能しましたw
好みでは、屋上>海のさいはて かなー。


★★★

 

(他、今年デビューしたラノベ新人さんの感想)
→『
黒猫の愛読書Ⅰ 隠された闇の系譜』(08/08/30)
→『
屋上ボーイズ』(11/03)
→『海のさいはて、天国の扉 ワケあり海賊と奴隷な幻獣姫の大冒険』(12/14)


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ミナモ

>kaz777さん 
niceありがとうございました✿
by ミナモ (2008-12-15 22:37) 

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