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『エタニティ・ブルー 楽園追放』金蓮花 [少女小説]

エタニティ・ブルー―楽園追放 (集英社スーパーファンタジー文庫)

エタニティ・ブルー―楽園追放 (集英社スーパーファンタジー文庫)

  • 作者: 金 蓮花
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1998/02
  • メディア: 文庫
●あらすじ●地球が死の星と化してから千年。月に生きる人間の多くは、夜空に浮かぶ青い地球に魅せられていた。廃棄ドーム・セレネ3に住むユンもそんな人間のひとり。彼は恋人のスイと、この無政府状態の街で暮らしていた。そしてスイとの毎日に、心から幸せを感じていた―。ドームの外の砂漠へ『仕事』に出かけたユンは、女の死体とそれにとりすがる少年を見つける。少年の瞳を見た瞬間、ユンの全身を衝撃が走り抜けた!それが永遠の始まりだった…。

BL。なのかなぁ。
随分とまぁ…発掘しましたね、私^^; 初・スーパーファンタジー文庫です。『竜の眠る海』シリーズの隣にあったのが読むキッカケ。
舞台は31世紀。地球に焦がれる描写は、『地球へ…』を思い出しますね。どちらも、地球へ帰りたいという思いが切なくて熱かった。
が!エタニティの場合、大戦争になるわけでも、超能力を使うわけでもなくて。主にキャラ面を重視した感じ。
突如現れた少年に対して3画関係勃発と思いきや、思いの方向がよく曲がって曲がって、曲がりくねって、最終的には彼と彼との物語なのか…みたいな?
愛だの恋だの、甘ったるい要素はなかったです。”帰りたい”・”逢いたい”という切実な思いひとつで動いてる話でした。

あとは、最後の最後にガツンとやられた気が。。
たとえ途中が大変都合良い展開だなぁと思っても、最後のが印象深くてドキドキ。

タグ:金蓮花
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コメント 5

ミナモ

>kaz777さん
niceありがとうございました✿
by ミナモ (2008-09-14 10:22) 

RIZU

すごい勢いで読書してらっしゃいますね~。
発掘・・・そうかもですね。
発行年月日は1998/02ですか?
けど良い作品というのは何年たっても良いですよね^^
SF作品最近まともに読んでないです。
久しぶりに読みたくなっちゃいました!
取りあえず読みかけの津守時生さんの「三千世界の鴉を殺し」を読んできま~す。
これもBLスレスレの妖しくも笑わせてくれる作品なんですよ。
ギリギリで怪しくは思うのですが違う・・・こういう作品好きなんです^^;

by RIZU (2008-09-14 23:27) 

ミナモ

>RIZUさん
残りの休み期間が惜しくて、乱読してます…><///
ラノベで、金蓮花先生のは中々読む機会もなくて。図書館でキセキの発掘だったんです^^;
SFって言っても、マクロスFみたいな宇宙での戦闘ではなくてアクマで月に住んでいる彼らの物語ですー。
津守さん!!ビーンズで時々見かけます/// 作品は読んだことないんですけど、ずっと気になってました!!
「三千世界の~」気になります!ちょいと、探してみますね♥
もろBLでも最近は耐性ついてきちゃいましたw でも、ギリギリとか、匂い系は好みです///

by ミナモ (2008-09-15 21:03) 

花音

こんにちは。

いつの間にか新しいジャンルを開拓されているようですね。
私は特に抵抗はないと思うのですが、買うのが恥ずかしくて未だ未開拓です^^;
チキン野郎です・・・。
でもあらすじを見る限り普通に面白そうですね。
SFものもあんまり読んだことがないので興味深いです^^
by 花音 (2008-09-15 22:25) 

ミナモ

>花音さん
こんばんはーv

そうですねぇ…(遠い目)。。これも夏の間になんとやらですかね←
私も、地雷意外はそのテの文庫は買ったことがありません。(まずは軽く漫画から入るかも?)表紙がいかにも、なのとか、まだ抵抗あります(というか、チキン野郎は私もです…///)
同性愛だと、異性愛の作品と微妙に関係や展開が違ってきて、激しい描写が控えめであれば、のめりこみそうな世界ですv
これも女性の特権かもですねw

SFものは私もあんまし読まない方なので、今回これを読んで新鮮でした。(けれど、SF度ならスカーレット・ウィザードの方が遥かに濃いですがww)
by ミナモ (2008-09-15 22:51) 

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