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『赤の神紋 第7章』 [├コバルト文庫]

赤の神紋〈第7章〉―Dark Angel Appearance (コバルト文庫)

赤の神紋〈第7章〉―Dark Angel Appearance (コバルト文庫)

  • 作者: 桑原 水菜
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2002/02
  • メディア: 文庫
●あらすじ●前オーギュスト役・新渡戸新との対決となる舞台『赤と黒』が幕を開けた。初日早々、ケイは榛原憂月から「零点」の評価を下される。榛原がオーギュスト対決に秘めた真意とは?一方、劇場に向かう途中、交通事故を起こした響生は意識不明の重体に陥っていた。知らせはケイを混乱におとしいれ、ついに紐解いてはならない禁断の過去を暴いていく…。三者の情念が絡まり合う中、対決は佳境へ。

第7巻。
濃ゆい。濃ゆいよこの物語。
愛憎も、誰が誰に執着して誰を憎んで殺そうとしているのか…もうね、こんがらがってきたよ!
前巻のあとがきでも書かれていたように、やっぱりメインはあの3人。この3人が、メインキャラの中でも常軌を逸脱しているように見えるのは私だけじゃあ、ないですよね!?
響生の交通事故&意識不明の危篤状態には驚いたけど、ココで助からなきゃ愛憎劇が薄まるよと思っていたので、彼の復活は想定内でしたw

そして、開幕した『赤と黒』。
今回榛原から真の目的を悟り、ついに彼自身の”罪”が明らかにされたり等、ケイにとっては精神的にかなーり追いやられていたので、本番から千秋楽までの日々はドキドキものでした。今までイヤミなキャラだった新の変身ぶりはすごかったですね。マトモになってきた^^  けれどもやっぱり、ここに出てくるキャラはどこかしらおかしいと思いますよ…。皆が皆、狂いそうになっている、ケイを中心に。

最後のアレな展開に、きっとこのシリーズをリアルタイムで読んでいた読者はさぞかし悶えていたのではないでしょうかねぇ。
どうするの!?このあと何しちゃうのよ響生さん。。ハイバラー。


★★★★

タグ:桑原水菜
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ミナモ

>kaz777さん
niceありがとうございます
by ミナモ (2008-09-16 17:02) 

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