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『赤の神紋 第4章』 [├コバルト文庫]

赤の神紋〈第4章〉―Your Boundless Road (コバルト文庫)

赤の神紋〈第4章〉―Your Boundless Road (コバルト文庫)

  • 作者: 桑原 水菜
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2000/07
  • メディア: 文庫
●あらすじ●『赤の神紋』の再演を宣言し、オーギュスト候補にケイの名を出した榛原憂月。ケイがそのことを知ったのは、すべてが動き出した後だった…。響生は榛原の話を断らせようとするが、そこに渡辺奎吾が現れる。ケイのデビュー会見と、プロダクションの決定を伝えるために。目まぐるしい状況の変化に、混乱し、反発を覚えるケイ。しかし、渡辺の一言で、榛原に会うことを決め、成田へと急ぐ。

第4巻。
毎度のことながら、読む前から構えていないとドロドロで生々しくて熱くて揺さぶられそうな激情に当てられそうです><;
響生が~ケイが~!!うおおーッと叫びたくなるような、そんな二人の関係。(ぇ)
今までケイに対して異常なほどの執着を見せていた響生の決意が、押してダメなら引いてみる!効果かどうかはわからないけど、引いたら引いたでいなくなってほしくないキャラだったんだなと思ったり。いや、ケイの前から去った方がいいのは確実なんですけど。。
響生との決別がケイをどう変えてゆくのかうふふふふー。
って、最後にああなっちゃって…榛原ぁーッ!!次、次どうなるのよーう。

演劇面では、『サロメ』のヒロイン・サロメをケイと奥田が二人で演じる場面が熱かったです!やっぱりケイはマヤと似たような才能の持ち主なのかぁ。その人物そのものになる才能。
私は演劇を見たことがありませんが、『赤の神紋』シリーズを追いかけたくなるのは、演劇が好き!という思いが切実に描かれているところだと思っていたりv

タグ:桑原水菜
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