SSブログ

地に埋もれて [読書]

地に埋もれて

地に埋もれて

  • 作者: あさの あつこ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2006/03
  • メディア: 単行本
月明かりの夜、藤花の下、わたしは土の中から引き戻された。夢なのか、それとも幻なのか…。黄泉と現が交差する、生と死のミステリー。--(公式より)--

最近ラノベばかり手を出していたので、一般も読もうと思って見つけた本。
あさのさんだから、やっぱり読みやすかった…少し間違えた感が(いやでもあさのさん全部読破したいし…いっか。)。

文の始めが女が地に埋もれているのを冷静に把握している場面なんて、少し怖かった。
題名まんまかよ!みたいな^^;
生きているのか死んでいるのか分からないまま、誰かに掘り出され、そこで女--城台優枝は不思議な少年と出会う。

読み終えたあと、狐につままれた感じが。あ、でも、優枝の過去の話がありえるような話というか、生々しかったけれど。
一体彼は何者だったんでしょう。紡ぐ言葉が嘘か本当か良く分からないまま終わってしまって。
全く関係ないですけど、”白兎”って名前、可愛くて好き^^//



1票どうぞー。


★★★
nice!(1)  コメント(5)  トラックバック(0) 
共通テーマ: 

nice! 1

コメント 5

ミナモ

>kaz777さん
niceありがとうございました✿
by ミナモ (2008-08-30 21:23) 

sherry

読みましたよ~。
これ、ホラー・ファンタジーだったんですね・・・。

読み始めてからずっと、夢か現か幻か・・・と宙に浮いてるような気分で読んでました。
すごく不思議なお話でしたね。でも面白かったですよ。

私はあさのさんのいやらしくならない、それでいて色気を感じる表現が好きなので、ちょっと気持ちよかったです。

でもファンタジーと思って読んでたら、その底には思いのほか生々しい現実が横たわっていたりして、急に冷えるような気分にもなりました。

白兎はなんだったんだろうねぇ~?
by sherry (2009-10-21 21:49) 

ミナモ

>sherryさん 
読みましたか~♪ そして見つけられてしまったマイ感想…///

不思議な話でしたよね。現実と幻の境が曖昧で、こういう空気は好みでした。 けど、好き…まではまれなかったかな^^;
あさの文章はイイですよねぇ。色気を感じるの。他作品でいえばNO.6は台詞を大事にされてるように見えます。

白兎は何者なんだろう……結局ごまかされ…いや、正体不明のまま終わってしまったんで気になりましたw
by ミナモ (2009-10-22 19:17) 

sherry

あ・・・もしかして?と思って検索してみたら、見つけちゃった^m^

白兎は・・・実体もあるのかないのか・・・
でも、物語すべてが不思議だもんね・・・

あさのさんは、やっぱり男の子がいいなぁ~^^
by sherry (2009-10-22 20:16) 

ミナモ

>sherryさん 
あはw

そうなんだよね。この作品自体がナゾなんで、彼の正体云々もそれでごまかされてしまってる気が。
そう!そしてもっとNO.6のような物語を渇望w笑
by ミナモ (2009-10-23 23:02) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
ブログパーツ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。