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『夜市』恒川光太郎 [読書]

夜市 (角川ホラー文庫 つ 1-1)

夜市 (角川ホラー文庫 つ 1-1)

  • 作者: 恒川 光太郎
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2008/05/24
  • メディア: 文庫
妖怪たちが様々な品物を売る不思議な市場「夜市」。ここでは望むものが何でも手に入る。小学生の時に夜市に迷い込んだ裕司は、自分の弟と引き換えに「野球の才能」を買った。野球部のヒーローとして成長した裕司だったが、弟を売ったことに罪悪感を抱き続けてきた。そして今夜、弟を買い戻すため、裕司は再び夜市を訪れた―。奇跡的な美しさに満ちた感動のエンディング!魂を揺さぶる、日本ホラー小説大賞受賞作。--(紹介文より)--

初・恒川さん。
あああコレ雰囲気が好きだわー♥
幻想的で、でもシニカルな部分もあって。なんというか、文章に酔いましたw

もうひとつのお話、「風の古道」も面白かったです。というか、どっちかってーと夜市よりこっちの方が好みだw
少年が現実にはない不思議な世界に迷い込むお話。しかも、異界との境が何気ない場所だったりするところに好奇心ウズウズ。

散らばっていたピースがカチリと合わさるように、断片的に出ていた物語が重なって。
不思議な雰囲気を残したまま読了。
頁数は少ないのに、読後は何だか満たされた感じでした。


1票どうぞー。

タグ:恒川光太郎
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コメント 2

ミナモ

>ナツさん
niceありがとうございました✿
by ミナモ (2008-08-05 20:39) 

ミナモ

>kaz777さん
niceありがとうございました✿
by ミナモ (2008-08-06 07:51) 

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