『夜市』恒川光太郎 [読書]
妖怪たちが様々な品物を売る不思議な市場「夜市」。ここでは望むものが何でも手に入る。小学生の時に夜市に迷い込んだ裕司は、自分の弟と引き換えに「野球の才能」を買った。野球部のヒーローとして成長した裕司だったが、弟を売ったことに罪悪感を抱き続けてきた。そして今夜、弟を買い戻すため、裕司は再び夜市を訪れた―。奇跡的な美しさに満ちた感動のエンディング!魂を揺さぶる、日本ホラー小説大賞受賞作。--(紹介文より)--
初・恒川さん。
あああコレ雰囲気が好きだわー♥
幻想的で、でもシニカルな部分もあって。なんというか、文章に酔いましたw
初・恒川さん。
あああコレ雰囲気が好きだわー♥
幻想的で、でもシニカルな部分もあって。なんというか、文章に酔いましたw
もうひとつのお話、「風の古道」も面白かったです。というか、どっちかってーと夜市よりこっちの方が好みだw
少年が現実にはない不思議な世界に迷い込むお話。しかも、異界との境が何気ない場所だったりするところに好奇心ウズウズ。
散らばっていたピースがカチリと合わさるように、断片的に出ていた物語が重なって。
不思議な雰囲気を残したまま読了。
頁数は少ないのに、読後は何だか満たされた感じでした。
1票どうぞー。
タグ:恒川光太郎
>ナツさん
niceありがとうございました✿
by ミナモ (2008-08-05 20:39)
>kaz777さん
niceありがとうございました✿
by ミナモ (2008-08-06 07:51)