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アンゲルゼ 孵らぬ者たちの箱庭 [├コバルト文庫]

アンゲルゼ―孵らぬ者たちの箱庭 (コバルト文庫 す 5-64)

アンゲルゼ―孵らぬ者たちの箱庭 (コバルト文庫 す 5-64)

  • 作者: 須賀 しのぶ
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2008/03/01
  • メディア: 文庫
東京から千キロ北東に浮かぶ神流島。中二の天海陽菜は毎日が息苦しくてならなかった。誰にも嫌われたくない、目立ってはならない、という不安と、圧迫的な軍事訓練の重圧などで疲れ果てていた陽菜は、安らぎを求めて、森の奥にいる「マリア」に会いに行くのだが、そこに見知らぬ少年がやってきて…。目も眩むような奇跡が陽菜の生活を塗りかえる…!?衝撃のミステリアス・ファンタジー始動。--(紹介文より)--

須賀さんの新シリーズ第1弾。
まだ序章な雰囲気ですが、すごく面白そう♥
さすが須賀さん、主人公を悲惨なメに合わせるのが得意らしいです^^

とりあえず主人公の性格がもう鬱で鬱で…前作『流血女神伝』ヒロイン・カリエと対極に位置してるってくらいネガティブ思考な少女ですね。
でも、今の中学・高校生にはひどく共感できる部分があるのではないかと。(実際私がそう感じた時があったから)
誰にも嫌われるのが嫌だから、人の顔色うかがったり、相手に合わせたりする。
本当にどこにでもいる普通の女の子なんですよね、陽菜という少女は。

そうやって日常を過ごしてきた陽菜は、ある少年【湊】と出会ったことで彼女の世界が一変します。いや、湊との出会いは”キッカケ”かな。
陽菜にだけに見える、【マリア】。
彼女自身の『歌』の力。
そして、<アンゲルゼ>の存在。

全ての謎が明かされたとき、彼女は過酷な選択を迫られます(過酷、という部分は前作と同じですね;)。

で。
シリアス路線は変わりませんが恋愛要素が若干ありそうで、深刻な状況なのにニマニマしちゃいましたvv
相手候補は二人ほど。
陽菜の幼馴染【覚野】と、陽菜の心を癒した【湊】。
覚野のあまりにも鬼畜な言動と、湊の優しさが対比されているようで^^笑
ま、私は絶賛”もーちゃん”派ですよw
今作は恋愛もメインのうちに入ってきそうな気配なので、そこも楽しみです。


1票どうぞー。

タグ:須賀しのぶ
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ミナモ

>kaz777さん
niceありがとうございました✿
by ミナモ (2008-07-30 23:48) 

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