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心霊探偵八雲5 つながる想い [読書]

心霊探偵 八雲〈5〉つながる想い

心霊探偵 八雲〈5〉つながる想い

  • 作者: 神永 学
  • 出版社/メーカー: 文芸社
  • 発売日: 2006/02/28
  • メディア: 単行本

    ◆15年前にある屋敷で起きた一家惨殺事件。その現場で撮影されたビデオを見た八雲は、突然消息を絶つ。時効直前に逃亡中の容疑者が姿を現すが、追跡中に後藤までもが失踪。迷走する謎解きの果てに浮上したのは、八雲の母にまつわる過去。残された晴香と石井がとった、大胆な行動とは。 ◆

八雲シリーズも5冊目。あと2冊で追いつくのかな。
えーと、段々面白くなってきた、と思います。
世間では大人気と言われているっぽいのに素直に楽しめない自分がいるんですけど・・・まー、文体が気に入らないだけで、好みは人それぞれですよね。

本編。
時効寸前の殺人事件の犯人が姿を現したこと、そして心霊スポットの取材中に霊が現れたことによって物語は始まります。

八雲出生の秘密はわかったのですが、”両目が赤い瞳の男”がどうして八雲に対して異常に執着するのかが気になります。単に気まぐれ?それとも。

突如消息を絶った後藤刑事にたいする石井の感情の揺れや行動が今までの警察のイメージとかけ離れていただけにドン引きだったのですが(ヘタレ好きでもあれは無理)、ある意味この巻は石井刑事の成長も描かれていたのかもしれません。

本命の八雲と晴香の関係ですが、まあ良好?
軽い掛け合いが少なくなった分、より濃い描写があって満足です。うわー、何気に抱き合っちゃってるよー!!
さりげなく呼び捨てになったとことか、にやけちゃったよ。

決してミステリーではないけど、あえてキャラ重視で読むと割りと楽しめるシリーズです。

「なぜ……君が?」
「そんなの決まってるじゃない。私がお節介だからよ」



1票どうぞー。

タグ:神永学
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