たつみや章 『夜の神話』 [読書]
- 作者: たつみや 章
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/02/10
◎引っ越した田舎での生活に、馴染めずにいたマサミチ少年。ひょんなことから神様の力によって、虫や木の声が聞こえるようになり、命の大切さに少しずつ気づいていく。その一方、父が勤める原子力発電所で事故が発生。兄と慕う父の同僚、スイッチョさんは被曝してしまう。第41回産経児童出版文化賞推薦作品。◎(¥580)
たつみや章の神話3部作のひとつ。
他2つの神話も良かったけど、こちらも面白かったです。
都会から田舎へと引っ越してきたマサミチ少年が、特別な力を授かったことによって、今まで意識もしていなかったことがわかってきて・・・みたいな。
最初はファンタジーっぽかったのに、段々現実問題・・・たとえば環境破壊のことだとか、原子力の話だとか。
とてもメッセージ性の強い作品でした。
環境の危機を訴えるグダグダお説教話は聞き飽きてしまうこともあるのですが、その言葉をアクの強い神様に言われてシュンとなってしまったり;(苦笑)
波津彬子先生のイラストも素敵。神様たち個性あるキャラクタがすぐに思い浮かべて良かったです。
ファンタジーに身近にある現実的な問題をチョイスした、なかなか読み応えのある本でした。
これって中学生~なんですよね。でも、大人にも読んでもらいたい。
この本を読み終えた後、何かしらやってみようと思ったハズ。(ちなみに私は読了後からスーパーのビニル袋を貰わなくなりました。こんなちんけなことでもやらないよりかはずっといいと思って。)
地球に対して、環境に対して、心構えを持った作品です。
1票どうぞー。
他2つの神話も良かったけど、こちらも面白かったです。
都会から田舎へと引っ越してきたマサミチ少年が、特別な力を授かったことによって、今まで意識もしていなかったことがわかってきて・・・みたいな。
最初はファンタジーっぽかったのに、段々現実問題・・・たとえば環境破壊のことだとか、原子力の話だとか。
とてもメッセージ性の強い作品でした。
環境の危機を訴えるグダグダお説教話は聞き飽きてしまうこともあるのですが、その言葉をアクの強い神様に言われてシュンとなってしまったり;(苦笑)
波津彬子先生のイラストも素敵。神様たち個性あるキャラクタがすぐに思い浮かべて良かったです。
ファンタジーに身近にある現実的な問題をチョイスした、なかなか読み応えのある本でした。
これって中学生~なんですよね。でも、大人にも読んでもらいたい。
この本を読み終えた後、何かしらやってみようと思ったハズ。(ちなみに私は読了後からスーパーのビニル袋を貰わなくなりました。こんなちんけなことでもやらないよりかはずっといいと思って。)
地球に対して、環境に対して、心構えを持った作品です。
1票どうぞー。
>oruhaさん
niceありがとうございます★
by ミナモ (2008-05-12 22:33)
>takeyuki2000さん
niceありがとうございました✿
by ミナモ (2008-07-12 14:28)