和風に惹かれて [読書]
しゃばけシリーズもついに四作目に入りました。おまけのこです。
妖怪たちは、今回もいい味出してます。
特に、屏風のぞきさんがお気に入りになっちゃったかも?
人生相談役だなんて、いつものヘラヘラしてる彼にはちょっと考えられなかったので新鮮でした。
若だんなが吉原の娘と駆け落ち、て書いてあったので「ついに若だんなに春がきた!?」と思ったのですが、…やはり、人助けのための駆け落ちだったのですね。。。
大喧嘩してしまった栄吉の妹が前巻で嫁にいってしまったので、ちょこっと寂しいなぁ…。
さて、新刊「うそうそ」も、発売&予約したので、もう少ししたら読めるぞー!
久しぶりの長編らしいので楽しみですv
- 作者: 夢枕 獏
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1988/08
上のしゃばけシリーズが江戸時代に対し、安部清明が大活躍するこの「陰陽師」シリーズは平安時代という、なんとも和風一直線のような気が…;ま、いっか。
さて、「少年陰陽師」ではおじいちゃんだったり「姫神さま」ではちょうイケメンつやつやだったり、とにかく色んな作品にたくさん出てくる清明ですが、このシリーズでは中年です(笑) でも、見た目では20代だそうで…うふふ、ダンディ~♪
映画化にもなっているのに、読んでいなかったとは…んでも、出会えて嬉しいッス、夢枕獏の陰陽師!
連作短編方式で進んでいくのですが、どのお話も面白い!
清明の飄々としている姿も好きですが、博雅の純情すぎる、もとい真っ直ぐな考え&行動にはツボられました。
只今二作目読書中です。
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