『恋のドレスと白のカーテン ヴィクトリアン・ローズ・テーラー』青木祐子 [├コバルト文庫]
恋のドレスと白のカーテン ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (ヴィクトリアン・ローズ・テーラーシリーズ) (コバルト文庫)
- 作者: 青木 祐子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2012/03/01
- メディア: 文庫
シャーロックがイギリスを離れてから半年。『薔薇色』で慌ただしい日々を送っているクリスの元に、シャーロックの両親が訪れる。ある話を聞かされたクリスは、居ても立ってもいられずある行動を起こす。シリーズ最終巻。
幸せに包まれたラストでした。感無量。
本編では第22巻にあたる本書で、ついにシリーズが完結しました。初めて読んだ時が高校生の頃。途中読まなかった時期もありましたが、足掛け5,6年ほど付き合ってきた物語を最後まで読むことができて、今はただただ幸福と感謝の気持ちで満たされています。本当に、この物語を追いかけて良かったです。
最後まで色々と気がかりなことが残っていましたが、思った以上に幸せが待ち受けていてドギマギしてしまった。思わず、母(女)強しと呟いてしまいました。 そして、総出演とばかりに馴染みのキャラたちが次々と登場してきたのが嬉しかったです。振り返れば、ヴィクロテは魅力的な女の子が沢山居るんだなぁとしみじみ思いました。というよりも、女の子を魅力的に見せていくクリスの作った「恋のドレス」の存在が素晴らしいなと。成長とは違うような、元から持っているモノを際立たせて魅せていくのが恋のドレスで、だからこそ素敵な淑女たちと多く出会ったという印象を受けたんですよね。
そんなことを思い返しながら涙がこみ上げつつ読んできた最終巻でしたが…やっぱりシャーリーは最後までシャーリーで安心して笑い転げました。いつまでも、お幸せに。
そして更に短編集があるんですよね。本書で随分成長したらしいフリル嬢やエド、恋は敗れたものの最後まで好青年だったアントニー、そして、青い花を捧げた青年のことも触れてくれたらなぁと思います。色々と欲張りですかね。
あけましておめでとうございます!
すっかりご挨拶が遅くなってごめんなさい。
ミナモさんもついに最終巻にたどりつきましたね(^^)
幸せいっぱいだし、総出演だし、嬉しくなるラストでしたね。
素敵な作品に出会わせてくれた、ミナモさんにも感謝です☆
今年も、ミナモさんのレビュー楽しみにしてます(^^)/
by あきえもん (2013-01-13 11:36)
☆あきえもんさん
あけましておめでとうございます!
本年もどうぞよろしくお願いします。
そうなんです、私も年末駆け込み気味でしたがついにゴールインしました~。寂しい気持ちでいっぱいだろうなぁと思いながら読み始めていたら、
思った以上の幸せに浸れて大満足!!してます。
そういえば、私が最初にオススメさせて頂きましたが、いつの間にか
あきえもんさんが先にゴールされていたんですよね。しみじみ…。
ありがとうございます!
私も、貴ブログの更新楽しみにしておりまーすっ。
by ミナモ (2013-01-13 17:58)