UN-GO 第5話「幻の像」 [アニメ]
偉いのは、美しいのは、死んだ彼らだけだ!
俺達は、卑小で…愚かで…猥雑で…地面に這いつくばって、必死に生きている。
それだけだ。
(坂口安吾「明治開化 安吾捕物帖 “幻の塔”」より)
冷静を欠いて間違った推理をした挙句不貞腐れて、因果や風守、梨江嬢に奮起を促されるなんて、いつも明快に謎解きをしてみせた結城探偵とは思えない一面。タオルをぎゅうぎゅうに詰め込んだり(因果日記第6話の肉まんのケースといい)妙に可愛い仕草もするけど、「戦争」の言葉に過剰に反応する新十郎は、どんな重い過去を抱えているのだろうか。
言葉が弾丸のように飛び交う今回も楽しかった。
「ボクにミダマを食ませるため。誰も殺さずにねっ」 「ボクはボクだよ」とか、色々今回も因果の台詞は気になるなぁ…って、もう来週には『因果論』上映なのか。それに合わせて新十郎と因果の縁を風守が触れたの? とりあえず、お腹空かせると因果は怖い。
◆最初の声で思わず「…リボンズ?!」と叫びかけたのは仕方ない。
次回、第6話「あまりにも簡単な暗号」
タグ:UN-GO
コメント 0