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古戸マチコ 『はなひらく 淵国五皇子伝』 [少女小説]

はなひらく 淵国五皇子伝 (一迅社文庫 アイリス こ 03-02)

はなひらく 淵国五皇子伝 (一迅社文庫 アイリス こ 03-02)

  • 作者: 古戸 マチコ
  • 出版社/メーカー: 一迅社
  • 発売日: 2010/05/20
  • メディア: 文庫

西の都の王立大学で植物について学ぶカナン。ある日、異国の青年・善が持っていた奇跡の実に触れたカナンは、不思議なツタ にとりつかれてしまう。ツタごと東方の帝国につれてこられた彼女を待っていたのは、呪われた体を持つ五人の皇子たちだった。奇跡の実の力で呪いが解けるま で、カナンは個性的な皇子たち&ツタと王宮で暮らすことになって…!?植物を育てる能力を持つ西洋乙女と皇子たちが繰り広げる、中華風王宮恋愛ファンタ ジー。

初読み作家さん。良かった。これは、好きだなぁ。 5人の皇子たちとのやり取りがどれも印象に残りました。 カナンが妙に鈍いというか5人にもワケありだからまぁ仕方ないのか、あまり恋愛ものを読んでいる気分ではなかったけれど、楽しかったです。 むしろ私にはちょうど良いくらいの程よい甘さ(―までいくかな?)。 最後に種明かしがあって、和みました。 そうなんだ、最初のあのくだりはそういうことだったんだ。。

もちろん、皇子たちそれぞれ好きなんだけど、一番気に入ったのが人外です…。
ふ、まさか植物やトカゲにときめくなんてね…不覚にもよろめいたぜ。

あと、読んでいる間 無性にお茶が飲みたくなります。 麦茶とか緑茶とか、普段飲んでいるのではなくて、もっとこだわったものを。 どうやら私も善(第4皇子)のお茶好きにまいったようで^^ うーん、その道はまったく知識がないので色々と教えてもらいたい…。

2010/11読了[るんるん] 拍手ボタン


タグ:古戸マチコ
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