映画「借りぐらしのアリエッティ」 [日々のことでも]
観てきました!
監督は今回宮崎駿さんではないんですね。
原作は小説ですが未読。 どんな話なのか前知識がまったくない状態で観てきましたが…私は好き! たぶん、来月あたりにはもう一回観に行くかもしれません。
目に映る風景が、緑の生き生きとした姿がまぶしくて。 翔とアリエッティの距離感がまた絶妙でくすぐられ。 さらに音楽の効果もあって全体に流れる切なさにぎゅっと掴まれました。
一番のお目当て、翔@神木くんは…最高でした。(ってそこか!)
以下ネタバレ感想。下げます。
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僕は、あの年の夏、母の育った古い屋敷で一週間だけ過ごした。
そこで僕は、母の言っていた小人の少女に、出会った――。
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結末は想像していた域でしたけど、でもやっぱり寂しさはぬぐえず。 翔とアリエッティ。ふたつの種族は本当は関わってはいけないのに、だからこそ、偶然が引きあわせた二人のふれ合いにはときめかずにはいられませんでした。
最初にアリエッティが翔に姿を見られてしまう場面でもきゅん(←)ときましたが、二人が窓越しで初めて会話するシーンがとても好き。 アリエッティは姿を見せないよう葉っぱに隠れていて、翔がその影を切なげに見る姿が…! 二人の掛け合いはそう回数が多くなかったけれど、そのひとつひとつがどれも素敵だったなぁ。
最後の彼の台詞とかさ…もうっもう!(悶絶) アリエッティが別れ際に髪留めとして使っていた洗濯バサミを翔に手渡す場面がありましたが、彼が受け取った途端ぎゅっと指を抱きしめて感謝の言葉を告げるアリエッティに涙腺が危なかったです。初めて彼女から触れたのが最後とか…!! そして彼女を見送る翔の独白にボダボダと。
ああ、最初のエピローグで言っていた彼の言葉は大きな伏線だったんだね。
そういえば、最後のシーンで特にそう思ったんですけど、この作品観てるとき色んなジブリ映画を思い出しました。 アリエッティが初めて「借り」をするときに釘打ちの道を渡る場面は『千と千尋の神隠し』をふと思い浮かんだり、キャラでは猫のニーヤは『耳をすませば』のムーンを彷彿とさせます。このニャンコも物語(というか主役二人)に大きく貢献してくれてたなぁ。 ジブリ猫好きだな。 ラストシーンは状況は全く違えどあれは耳すま思い出さずにはいられませんって! どっちも好きだ。
『耳をすませば』が好きな方なら、きっとこの作品との相性は良いと思います。
―てなわけで書き散らしてしまいました。。 あ、音楽素敵です。OST出たら買いたい。
(2010/8視聴)☆☆☆☆★
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