足塚鰯『碧の祝福 捧げられた娘』 [├コバルト文庫]
神と人の間に生まれた“水守”には、水を操る力と強い膂力がある。だけど、幼い頃に拾われた水守の少女・朽葉にはまったく力がなかった。そんな朽葉が、幼馴染みの少年・阿木に強引に誘われ家出した。ところがそこで碧絡と名乗る美しい青年に声をかけられてしまう。阿木は反発するが、なぜか碧絡は朽葉の前に何度も姿を現し、朽葉によく似た人物を探しているというのだが…。
初読み作家さん。 中学生の時以来の絵師さんの、表紙の構図に思わず手に取ったり。 本編は表紙ほど甘い展開になってなくて意外だったけれど、ほんのり和風テイストにちょっぴり傲慢で美しい男性がヒロインにひっついてくる姿が妙に可愛くてなんだか和んでしまった。
ヒロインの幼馴染はかませポジションみたい。しかもコメディのノリで描かれてるような・・気が した。 あんまりメイン二人の横やりを入れないように…もっと二人の甘い空気を見てみたいのでw
あとこの世界観、「千と千尋の神隠し」の水が上がっているver.を思い出したかな(わかりにくいがな)。 水、をイメージする世界はどれもしっとりとした空気があって好きー。
まだ序章って感じなので次がどうなるのかな、気になる。
(2010/6読了)☆☆☆★
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