張間ミカ『楽園まで』 [ライトノベル]
楽園へ――世界から拒絶された双子は「楽園」を目指して歩き続ける。
殻に閉じ籠ってしまったような、雪が降り続ける世界。
<悪魔>と呼ばれ、人から怖れと憎しみをぶつけられ…駆られる存在がいた。
発売当時に買ったはずなのに、1年ちょっと積読の中に埋れていました^^;
珍しく日が出る前に目覚めて、ふと、寂しくて孤独な物語を読みたいなと思って引っ張り出したのがこの1冊。 あらすじとか詳しく知らなかったけど、たった二人きりで旅をするというイメージを覚えていて読みだしました。
思っていたよりも始終重たい雰囲気でなかったんだけど、双子に課せられた運命―イメージ通りの冷たくて、寂しげな世界観―にどっぷり浸りました。 そうそう、この物語の世界がとても好きかもしれないの。 閉ざされた世界。
雰囲気で読ませる1冊。
この空気が合えば、ぐぐいって読めるかと。
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