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土屋つかさ『放課後の魔術師』シリーズ 1・2巻 [ライトノベル]

放課後の魔術師  (1)オーバーライト・ラヴ (角川スニーカー文庫)

放課後の魔術師 (1)オーバーライト・ラヴ (角川スニーカー文庫)

  • 作者: 土屋 つかさ
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2008/09/01
  • メディア: 文庫

ある朝、播機遙は見慣れぬ少年・秋津安芸に出会う。転校生かと思い親切にするが、安芸が17歳で自分の担任教師になると知って、遙は愕然とする。一方、彼の出現と同時に学園で不可思議な現象が起き始める。安芸は万物の“可能性”を引き出して事象をねじまげる論理魔術師であり、学園に潜む天敵を倒すという隠れた目的があったのだ。安芸の不審な行動に気付いた遙は彼に接近するが、それは論理魔術師の世界に踏み込む行為だった―。第12回スニーカー大賞奨励賞受賞作。

同時期に受賞された『黒猫の愛読書』の方だけを読んでいてこちらは積んだままでしたが、、こっちの方が好きーっと今更叫んでみる。  魔術とと少年少女とラブコメ
語り手がころころ変わっていたから若干違和感があったけど、終始コミカルなテンポで楽しんでたなぁと。 主人公?遥の押せ押せもいやみにならないし、安芸の鈍っぷりもそんなに嫌にならずに済んだのがわたしには意外でした・・。どっちもいい子。 むしろ周りを固めているキャラたちの方が個性が強かったかも(笑) もっと妹ちゃんの出番を期待したい!
”論理魔術”のバトルも熱くてわかりやすく伝わってよかったな。

とゆわけで、続きもさくさくっと読む。

放課後の魔術師  (2)シャットダウン・クライシス (角川スニーカー文庫)

放課後の魔術師 (2)シャットダウン・クライシス (角川スニーカー文庫)

  • 作者: 土屋 つかさ
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2008/11/29
  • メディア: 文庫

同い年の教師・秋津安芸に論理魔術を教わることになり、一緒にいる時間が増えて喜ぶ播機遥。しかし、乙女心は鈍感男に通じず、関係は相変わらず微妙なままだった。そんな日常を壊すかのように、“鴉”が学園の管理システム“ジェシカ”にハッキングをしかけて乗っ取り、遙を含めた全校生徒を人質にしてしまう。論理魔術の根幹を揺るがす要求を突きつける“鴉”に対し、彼女の身を案じる安芸は、魔術と知力を尽くして救出に向かう。

シリーズ2巻。 ボーイミーツガールと言うほど二人だけの世界・・みたいな、ラブ要素みたいなものは強く思わなかったけども、鈍ちんな安芸少年が遥ちゃんの気付いてないところで動揺してあせる姿に思わずにやにや。 普段、積極的に頑張ってるのは遥の方だからそういうやり取りみてるとにんまりきちゃう。
安芸の実姉や遥の妹・仄香ちゃんも相変わらず。バトルは、前回の方がちょっとひかれたかな。 やっかの恋と二重に気になっていたから。

 

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