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川原礫 『アクセル・ワールド (1)黒雪姫の帰還』 [ライトノベル]

アクセル・ワールド〈1〉黒雪姫の帰還 (電撃文庫)

アクセル・ワールド〈1〉黒雪姫の帰還 (電撃文庫)

  • 作者: 川原 礫
  • 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
  • 発売日: 2009/02
  • メディア: 文庫

どんなに時代が進んでも、この世から「いじめられっ子」は無くならない。デブな中学生・ハルユキもその一人だった。彼が唯一心を安らげる時間は、学内ローカルネットに設置されたスカッシュゲームをプレイしているときだけ。仮想の自分を使って“速さ”を競うその地味なゲームが、ハルユキは好きだった。しかし校内一の美貌と気品を持つ少女“黒雪姫”との出会いによって、彼の人生は一変する。2008年 第15回 電撃大賞電撃小説大賞受賞。


あらすじを読んで、一見デブでイジメられっ子の少年が美少女と関わっていく…なんて
ところからして苦手かなと思っていたんですよ。 なにこれめっちゃ面白い。はまったー。
食わず嫌いで損をするとこだった。。
分野がゲームでSF入ってるのか…?と警戒してたのにも関わらず最初ですんなり「世界」に入って
いけて安心した(映画「サマーウォーズ」で何となくあんな世界に似てるのかなーとか思ったりで)。

意外にも主人公株が良かったりしました。
卑屈なところもあるけど、主人公らしからぬ見た目だけど、だんだんカッコよくなっていって
あやうく惚れかけるところだったよ。
そしてヒロインの黒雪姫がまーた可愛かったりで。プラグの長さであれこれってあなた…!!
クールで聡明な印象だったのが所々で剥がれている姿にきゅんきゅん。
幼なじみちゃんも健気でちょっと泣ける。そんなにも、か!

仮想世界でのバトルもスピード感あってさっくり読めてよかったなー。
最後にかけてのハルの奮闘に熱くなった。

で、たっぷり楽しませてもらった1巻なんですが、続きどうしよう…。
すっっっごく、気になるんだけどあらすじがなー、苦手なんだ よー、でもああああ気になる。

あ。
最後の川上さんの、あれって軽く短編小説だよね 解説でなく。


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コメント 2

takao

この作品、かなり面白かったですね。とか言いつつ、2巻以降読んでないので、何ともあれな感じなのですが。主人公がどんどん格好良く思えてくるのが凄いなぁ、と私も感心した記憶があります。純粋な速さを求めて、そして最後の覚醒の部分は熱くなりました。

最後の川上さんのあれ、私は川上さんの新人つぶしor嫌がらせだと思いましたwそう言うのを、解説でやってあげるなよ、と思った記憶があります。

続きが気になってはいるのですが、今のところ他にも読みたい本がたくさんあるので、読むのはもう少し先になりそうです。
by takao (2009-09-20 21:21) 

ミナモ

>takaoさん 
電撃さんの新人さんは少しお久しぶりだたんですが、面白かったですね。
私もです。面白いといっておきながら続刊に手を出してないところが
あれな感じですがw

「(笑)」というしかないような…そんな”解説”でしたね。小説じゃん!w
キャラ絵を見ると、段々川上さんが侵食していってるような
気がなくもなかったですね。笑

私も年内に消化しなきゃなーと思っている積読本がかるく50は超えて
いるので…優先順位を考えるとなかなか2巻を読むのは先に
なるかもしれませんね。
それこそ気分次第で何とも言えないんですが^^;
by ミナモ (2009-09-21 23:04) 

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