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茅田砂胡 『追憶のカレン クラッシュ・ブレイズ』 [ライトノベル]

追憶のカレン―クラッシュ・ブレイズ (C・NOVELSファンタジア)

追憶のカレン―クラッシュ・ブレイズ (C・NOVELSファンタジア)

  • 作者: 茅田 砂胡
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2008/11
  • メディア: 新書

「きみによく似ている子を知ってるんでね。シェラ・ファロットっていうんだが…」。少年は眼を丸くして、ちょっと唇を尖らせた。「ひどいや、警部さん。ぼく、男ですよ」。シェラ、まさかの失踪!その生存が刻々と絶望視される中、ルウのカードが隠された真実を語り出す…。


シリーズ12巻。(⇒11巻の感想
いつもの「クラッシュ・ブレイズ」らしからぬ空気だったかなあと。何だか、うーん、やりきれない。
規格外のことを平気でやらかす人たちのどんちゃん騒ぎが楽しいから清清しいシリーズって
思っていたけど、今回はなあ。。彼女があまりにも彼にとって珍しいタイプで面白いなって
感じていたから残念。もっと続きのシリーズで出てきてほしかった。
最後にリィがシェラに言った言葉が切ない。

っていうか、今回はシェラ完全な主役回だと思っていたのに、彼の暗躍活躍がほとんどなかったよ!?
予想以上に(?)黒と金の出番が多かった。いや凡人を手玉に取る姿は毎回楽しんでるんだけどw
それでも最後で、いつも隠している部分を存分に見せ付けているのを見れて良かったなあ、とか^^*
ちょっと懐かしい気分。

やっぱり、”月”は”太陽”の傍にいるのが一番輝けるのかー。
あんまりにもノロケな台詞に(それが無自覚だからいっそう面白くて)シリアス要素多めなのに
ふきだしてしまったw


タグ:茅田砂胡
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みーはー熊

お!カレンまで来ましたね。
シェラは、ちょっとカレンのことでは尾を引いちゃうんですよねー。シェラのせいじゃないのに…。
この後の巻でカレンのご両親の所に会いに行くんですよ。
by みーはー熊 (2009-09-16 14:27) 

ミナモ

>熊ねえさん 
実はあと1冊カレンの前に刊行されてる未読のものもあるんですが、
それも入れれば2,3冊で最新刊に追いつきます^^*
あ、そうなんですか。
太陽以外の他人に感情移入しているシェラは珍しいので、ちょっと
嬉しかったりしますw
by ミナモ (2009-09-17 20:04) 

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