茅田砂胡 『サイモンの災難 クラッシュ・ブレイズ』 [ライトノベル]
サイモンの災難―クラッシュ・ブレイズ (C・NOVELSファンタジア)
- 作者: 茅田 砂胡
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2008/03
- メディア: 新書
「きみ、映画に出てみないか?」サイモンは冷たく整った美貌の少年に声をかけた。〝頭脳明晰な犯罪者〟の役柄にぴったりの少年に。サイモンのこの無謀な行動が事件を未然に防いだのか?
シリーズ10冊目。この間にまだ未読のものもあるけど、このシリーズはどれから読んでも大丈夫なのかもしれません。すごいな、いつのまにか10巻越えたんだ…。
サイモンの災難…というより、幸運かもしれない…? それも言いがたいか…(命狙われてるわけだし)w 相手の”本質”を的確に表現する彼の前で珍しい態度をとるヴァンツァーがツボでした。彼、出番ないときはまったく出ないから^^; ”彼ら”をあんな形で例えるなんて、仲が良いのかそうでもないのか…「犬」って^^笑
だいたい話の流れもオチのつき方もこのシリーズらしい感じ。最後にドンと凡人を突き堕とす展開。わかっていても、それを読むと小気味良い気分になっちゃいますねー。ある意味爽やかな。たぶんサイモンはゲスト出演だろうけど、良い具合に超人たちを引っ掻き回している姿が面白おかしくて、いつの間にか好きなキャラになっていたんでいつかまた…。
なんだかんだで読んでしまうシリーズです。くっ魂葬屋もこんな感じで続けばよかったのに…!!
8/26.読了
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お~サイモンまできましたか~。
金・銀・黒はともかく…だんだんに この世界にも慣れてきた、あの生き物達(爆)
でもやっぱり本質は変わりませんからね^^
by みーはー熊 (2009-08-29 13:02)
>熊ねえさん
あと2冊くらいで最新刊まで追いつきそうです~v
生き物達(笑)は順応性高いですからねえ…。
ただでさえ、”凡人”という言葉にまったくあてはまらない
人たちなんですがww
彼らの本質を見抜けるサイモンは、ひょっとしてすごく貴重な人
だったんじゃ…と今更思いました^^;
by ミナモ (2009-08-30 18:45)